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桜山~ぐんま百名山
桜山~ぐんま百名山
冬桜と紅葉、展望抜群の藤岡低山
冬桜と紅葉、展望抜群の藤岡低山
【南面では桜と紅葉が楽しめる】
○山行情報 | ||||
日程 | 2024年12月7日(土) | |||
山名(山域) | 桜山(西上州) | |||
入/下山地 | 桜山公園第1駐車場 | |||
メンバー | 単独行 | |||
行動時間 | 1時間18分 | |||
歩行 | 距離 | 登り | 下り | 歩数 |
1.9km | 82m | 82m | ---歩 |
○コース(タイム)
第1駐車場(9:54)-(10:10)桜山-(11:09)第1駐車場
《山概略》
桜山は群馬県藤岡市にある標高591mの山で、周辺は桜山公園として整備されている。11月~12月にかけて冬桜が花をつけ春と冬の年に2回桜を楽しむことができる。桜山公園は国の名勝および天然記念物に指定され、「サクラ名所100選の地」にも選ばれている。山頂までは遊歩道が整備され、庭園の池や見通しの良い展望台も設けられ、四季折々の花や植物を楽しむことがでる。ぐんま百名山。
《アプローチ編》
冬のこの時期は、ぐんま百名山の低山を登ることにし、桜山と庚申山を登ることにした。いずれも歩く距離はわずかなので、一日でふたつ登ることになる。
横浜の自宅をまだ暗いうちに出発。相模原ICから圏央道に入り、狭山日高ICで降り、しばらく下道でドライブしながら藤岡市へ入る。県道177号の会場鬼石線を西へ進むと桜山公園入口と書かれた大きな看板があるので、そこを右に入る。道は山の上へ向かって曲がりくねった上り道になるが、二車線の舗装道路なので安心して運転できる。
しばらく登っていくと、検問が有り、何かと思ったら駐車料金の徴収である。ここに来るまで知らなかったのだが、桜山は冬桜の名所で、この時期だけ駐車料金を徴収するらしい。運が良いのか悪いのか、どうやら意図せずベストシーズンに来てしまったようだ。係員に500円を払って広い駐車場へ車を入れた。
《桜山へ》
駐車場のまわりには売店やトイレがあり、観光地であることが分かる。山頂への道が分からなかったので、売店のおばさんに聞き、すぐ横の階段を上っていく。車道に出て来た道を少し戻ってT字路を左折する。道路脇の桜の木にはさっそく白い花が付いている。春に咲く桜と同じ色形で不思議な感じだ。
池のある日本庭園を左に見て、遊歩道を高い方へと進んでいく。展望台まで徒歩約5分の案内板ばある。右手にさっそく展望が現れる。ふたこぶの御荷鉾山だ。このやまもいずれ登りたいのだが、なかなか機会が無い。
登山道脇には紅葉の木も多く、開花した桜の木と入れ混じっている。季節感の無いところだが、本格的な冬はこれからである。振り返ると駐車場方面の眺望が有り、山がうねうねと続いている。
ゴムマットの道を進むと柵に囲まれた展望台で、360度の展望が広がる。天気も良く、関東平野の奥に筑波山の姿も見える。写真を撮ってから、奥に見える小山が山頂のようなので、そこへ向かう。
少し下って桜並木を登り返す。道が三方向に分かれるが、真ん中の階段を上がっていく。山頂にかけて周回道が幾重もあるようで、分岐が多い。山頂へは難なく到着する。誰もいない静かな山頂だ。関東ふれあいのみちの石柱や案内板がある。当地は「三波石と共に名高い冬桜」と上毛かるたに詠まれているようで、冬桜だけでは無く緑泥片岩の三波石も有名のようだ。山頂にはいくつもの板碑があるが、三角点は無い。
山頂から少し下ったところにベンチが有り、その上になぜか電子レンジが置いてある。山の上に電子レンジがあるとは初めての経験である。中には登山ノートが入っているようだが、扉は開けなかった。
下山路は周回道をまわりながら景色を楽しむ。紅葉や桜や眺望を写真に撮りながら歩いて行く。鬼石の鬼という案内板が有り、弘法大師が御荷鉾山の鬼を退治したときに、その鬼が石を投げ捨て、山の麓にある鬼石神社のご神体となっているそうだ。
駐車場に向かって戻り、登るときにスルーした日本庭園の池を通る。光の加減では綺麗な池の庭園である。宇宙ツツジというのがあり、スペースシャトルに持ち込んだ種子を育てたものらしい。30年ほど経っていて大きく成長している。
駐車場に戻る頃には訪問客が増えてくる。山として来る人はほとんどおらず、皆サクラ目当てなのだろう。流れに逆らい車に戻った。行動時間は1時間あまりでまだ昼前である。引き続き、藤岡市内にある別のぐんま百名山である庚申山へと向かった。
○今夜の宿情報 | |
ルートイングランティア羽生★★★★ | |
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場所:埼玉県羽生市西3-19-3 |
電話 : 048-560-3555 | |
料金:1泊朝食 8,150円 | |
大浴場:有り | |
その他:珈琲自由 |
Camera:CANON EOS 90D、iPhone15 Pro