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北海道の山旅2014

[概要] [芦別岳] [暑寒別岳] [礼文岳] [藻岩山] [ニセコアンヌプリ] [駒ヶ岳]

長期休暇で北海道へ
日程 2014年7月4日〜7月15日(10泊11日)
山名 芦別岳,暑寒別岳,礼文岳,藻岩山,ニセコアンヌプリ,駒ヶ岳
観光 富良野,礼文島,宗谷岬,納沙布岬,函館
費用 \141,424(フェリー\48,830,軽油\29,355,有料道路\16,180,宿泊\19,050,食費他\28,009)
メンバー 単独行

7/4 横浜(6:53)=(15:32)大洗(18:30)=(船中泊) 走行:248km
7/5 (13:30)苫小牧(13:58)=追分町IC=占冠IC=(17:48)芦別登山口(車中泊)走行:178km
7/6 ▲芦別岳=ファーム富田=チロルの湯=暑寒別登山口(車中泊)
7/7 ▲暑寒別岳=とままえ温泉=野寒布岬=稚内(車中泊)
7/8 稚内=礼文島=▲礼文岳=知床(民宿)
7/9 礼文島=稚内=宗谷岬=かみゆうべつ温泉(車中泊)
7/10 かみゆうべつ温泉=斜里=知床峠=羅臼=納沙布岬=釧路(民宿) 
7/11 釧路=帯広=芽室IC=十勝清水IC=札幌=▲藻岩山=小樽=余市(車中泊)
7/12 ▲ニセコアンヌプリ=黒松内温泉=森町(車中泊)
7/13 ▲駒ヶ岳=恵山温泉=函館=函館(ホテル)
7/14 函館=大間=田舎館村=十和田IC=(車中泊)
7/15 =横浜町田IC


【7月4日】
 出発日の早朝、自宅でSDカードへのカーナビ地図ダウンロードが終わるのを待って出発した。長旅なので地図は最新にしておきたいものだ。初日は茨城県の仏頂山に立ち寄ってから大洗のフェリー乗り場に行く予定であったが、雨のため登山は取りやめにしていた。
6:52 横浜の自宅を出発
すぐに湾岸線に乗る。葛西あたりまで首都高を利用し、あとは国道で大洗方面へ向かった。寄り道をしながら車を走らせ、大洗港へ。
15:33 大洗港に到着
 搭乗手続きをするとそれ程待たずにさんふらわあのへの乗船は開始された。
18:30 大洗港出港
 夏休み前の平日ではあるが、乗船客はけっこう多く、ほとんどが年寄りだ。ベットのカジュアルルームは二段目に客は来なかったので、50%の乗船率だろうか。あまり早めに予約する必要もなかったかもしれない。インターネットで予約すると乗船料金はすぐに払わなければならない。
大洗港で乗船を待つ
【大洗港で乗船を待つ】
   カジュアル ルーム
【カジュアル ルーム】

【7月5日】
 午前中は船の中。暇なのでマリンシアターで映画『舟を編む』を見る。この便は航海中に2本の映画が上映される。昨日から東北沖はずっと雲の中だったが、北海道が近づくと晴れ間も見えるようになってきた。携帯のネットはほとんど使えなかった。
13:30 苫小牧へは定刻に到着。イオンで買い出しを行い、芦別岳の登山口へ向かった。
17:48 芦別登山口到着
 池のすぐ横にある駐車場には明日の登山のための車中泊組が3組ほどあった。いずれも関東ナンバーだ。外で話し込んでいると、蚊が寄ってくるがそれ程多くはなかった。

苫小牧港
【苫小牧港】
   道の駅自然体感しむかっぷ
【道の駅自然体感しむかっぷ】
芦別登山口
【芦別登山口】
【7月6日】
 Go!▲芦別岳登山
12:00 登山口着
 登山口は富良野市である。移動の途中にある、有名なファーム富田に立ち寄った。この日は日曜ですごい混雑だったが、ラベンダーが咲くにはまだ時期が早かった。
15:40 チロルの湯
16:02 マックスバリュ滝川店で買い出し
17:25 暑寒荘駐車場着

ファーム富田
【ファーム富田】
   チロルの湯でカツ丼
【チロルの湯でカツ丼】
暑寒荘駐車場
【暑寒荘駐車場】
【7月7日】
 Go!▲暑寒別岳登山
 下山後は稚内まで行くのだが、その道中で何カ所か立ち寄るところを考えていた。しかし、稚内までは想定以上に距離があり、時間がかかることが分かった。そのため、立ち寄ったのは、道の駅にあるとままえ温泉だけになった。
 サロベツ原野を走っていると、左手に立派な利尻山が見えている。車を駐めて写真を撮ろうと思ったが、なかなか駐められる場所がない。この素晴らしい風景を見るための駐車場があっても良さそうだが、なぜ無いのだろう、と思ったところで反対車線の方に駐車スペースを発見。そこに駐めて利尻を存分に眺めた。
 野寒布岬は雨で、利尻は隠れてしまった。観光バスも来ていたが、特に特徴のない岬である。
 稚内では道の駅に入ろうとすると、駐車場が満車で驚いた。車のナンバーは関東地方が多く、年寄り達が車の周りをうろうろしている。駐車場を一回りすると、ちょうど1台分のスペースが空いたので、そこに車を入れた。
 道の駅のすぐ隣は稚内駅である。稚内駅は以前来たときよりも綺麗に建て替えられていた。最北の駅であまり利用者もいないだろうが、どうしたことだろう。駅のコンビニで食料を買い、社内で食べ、そのまま車中泊した。
14:25 とままえ温泉
 サロベツ原野
17:50 野寒布岬
18:07 道の駅稚内
 
サロベツ原野から利尻
【サロベツ原野から利尻】
   野寒布岬
【野寒布岬】
日本最北の線路
【日本最北の線路】
【7月8日】
6:20 稚内港発
8:15 香深港着
8:40 香深発(宗谷バス観光ツアー)
 礼文島ではまず事前に予約していた観光バスツアーで島内の要所を巡った。レンタカーを借りるより効率よく回れて、案内もあるので重宝する。島には多くの花が咲いていて、それの一つ一つを説明してくれるのだが、覚えられるものではない。写真だけはしっかりとることにする。一番の目玉はレブンアツモリソウなのだが、この花の時期は6月上旬のため今回は見ることができない。
 観光バスの止まる駐車場周辺には商魂たくましい土産物屋があるのだが、腹も減っていたため、トド串やジャガイモ、昆布ソフトクリムームなどを食べた。礼文と言えばウニなのだが、かなり値が張るため食べることはなかった。しかし宿の夕食で出たので美味しく戴いた。
  ■礼文島の花
9:05 桃岩展望台
10:14 澄海岬
10:55 江戸屋山道
11:23 スコトン岬
12:12 内路着
 観光バスが香深港に戻る途中、礼文岳の登山口で途中下車させてもらい、礼文岳を登った。登山口には内路という路線バスのバス停があり、あまり本数はないのだが、下山後に今夜の宿に行き着くバスがあることは確認している。
 Go!▲礼文岳登山
16:53 内路発
17:16 香深港着
17:20 香深港発
17:28 知床着
17:38 民宿はまなす

船で礼文へ
【船で礼文へ】
   桃岩
【桃岩】
スカイ岬
【スカイ岬】
トド串
【トド串】
   スコトン岬
【スコトン岬】
宿の夕食
【宿の夕食】
【7月9日】
 礼文の知床にある宿から歩いて「北のカナリアパーク」へ向かった。ここは『北のカナリアたち』という映画のロケ地となったところで、利尻島を正面に見る校舎のある場所である。観光案内の写真を見て是非行ってみたいと思っていた。残念ながら雲が多く、利尻をはっきり見ることはできなかったが景色の綺麗な場所だ。その後、偶然にもWOWOWでこの映画を見ることができた。
10:30 カナリアパーク発
10:47 フェリーターミナル着
12:30 香深港発
14:25 稚内港着
 礼文島から発つ頃にはかなり天気が回復し、フェリーの中から利尻島がはっきり見えていた。稚内港からは日本最北の宗谷岬へ向かった。まずは間宮堂でホタテラーメンを食する。ガイドブックにも載るラーメン屋だ。
 オホーツク海沿いの国道238号をひた走り、道の駅「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」で温泉に入る。食堂で生ビールを飲んだため、そのままその道の駅で車中泊した。
15:20 間宮堂着
15:56 宗谷岬発
19:15 道の駅上湧別着

宿の朝食
【宿の朝食】
   北のカナリアパーク
【北のカナリアパーク】
帰りの船より
【帰りの船より】
日本最北端の地
【日本最北端の地】
   間宮堂のホタテラーメン
【間宮堂のホタテラーメン】
かみゆうべつ温泉
【かみゆうべつ温泉】
【7月10日】
 上湧別の道の駅を出発し、知床峠を目指した。途中、斜里岳が見えたので車を降りて撮影した。雲が多くあまりはっきりとは見えなかった。
 国道334号沿いにあるオシンコシンの滝は以前は路線バスの車中から見たが、今回はマイカーなので近くまで行ってみることができた。この時期はカムイワッカ湯の滝まで車で入れるが、先を急ぐため知床峠へ向かう。しかし、高度を上げていくと雲の中に入り、強い雨が降り出した。峠から羅臼岳を見ることは断念し、そのまま羅臼町へ降りた。
 羅臼も雨で、道の駅でお土産の買い出しをし、さらに車を走らせた。根室市に入り、納沙布岬まで行った。
 この日は釧路の素泊まり宿を予約していた。釧路も雨で、観光はせずに泊まるだけの街となった。
斜里岳遠望
【斜里岳遠望】
   オシンコシンの滝
【オシンコシンの滝】
納沙布岬
【納沙布岬】
【7月11日】
 釧路を出発し、帯広までは下道を走った。芽室ICから高速に乗り、十勝清水ICで降りる。十勝平原SAで道路情報誌や売店があるかと思ったが期待はずれだった。あとは下道で峠を越え、札幌方面へ。長沼町温泉に立ち寄り、札幌市内のイオンで買い出しし、藻岩山の観光道路へ向かった。
 Go!▲藻岩山
 藻岩山で札幌の夜景を撮影し、小樽経由で今夜の車中泊場所となる余市の道の駅へ移動した。道の駅「スペースアップル・余市」に着いたのは21時過ぎで、すぐに就寝した。
道の駅帯広
【道の駅うらほろ】
   道の駅夕張
【道の駅夕張】
長沼町温泉
【長沼町温泉】
【7月12日】

 Go!▲ニセコアンヌプリ登山
 ニセコアンヌプリ下山後、温泉に移動する途中、昆布駅という駅を発見。駅前に車を駐めるとちょうど列車が来たので写真を撮った。昆布というのは昆布とは関係なく、アイヌ語から来ているようだ。
 温泉は黒松内温泉ぶなの森へ。そして森町の道の駅「YOU・遊・もり」が今夜の車中泊場所となる。道の駅には展望台があり、そこからは駒ヶ岳を見ることができた。
五色温泉
【五色温泉】
   昆布駅
【昆布駅】
駒ヶ岳遠望
【駒ヶ岳遠望】
【7月13日】
 Go!▲駒ヶ岳登山
 駒ヶ岳下山後、恵山温泉へ入る。pH2.2の強酸性温泉である。石けんが使えないほどの酸度だが人間が入っても何ともないのが不思議だ。
 函館では観光者用の無料駐車場に車を駐め、洋風建築群を見学した。この日のお宿は ルートイングランティア函館五稜郭、夜は函館山から夜景を見ようと思っていたが、疲れて早めに寝てしまった。
恵山温泉
【恵山温泉】
   函館山
【函館山】
函館の洋風建築1
【函館の洋風建築1】
函館の洋風建築2
【函館の洋風建築2】
   ハセガワの豚丼
【ハセガワの豚丼】
ホテルからの夜景
【ホテルからの夜景】
【7月14日】
9:10 函館港発
10:40 大間着
 大間港の食堂で早めの昼食を食べた。魚貝を使った定食で、質量の割には安かった。時間の関係か、ターミナルに客は誰もいなかった。
 下北半島は素通りで、みちのく有料道路(850円高い!)で青森へ。東北地方で唯一立ち寄ったのが、田舎館村である。以前ニュースで見たことのある田んぼアートを是非みたいと思っていた。開場は2カ所有り、それぞれ有料の展望台から見事な田んぼアートを鑑賞することができた。
14:37 田舎館村
17:04 十和田IC

ホテル朝食
【ホテル朝食】
   大間行きフェリー
【大間行きフェリー】
海峡日和定食
【海峡日和定食】
田んぼアート1
【田んぼアート1】
   田んぼアート2
【田んぼアート2】
 田舎館村から十和田ICまで下道を走り、高速に乗ってからは一気に横浜を目指した。平日のため、高速料金を深夜割引にするため、途中仮眠して時間を調整した。
【7月15日】
 日付が変わってから東北自動車道を出て、首都高経由で東名自動車道に乗り、ほとんど渋滞もなく横浜ICまで行くことができた。
 4:45 横浜自宅着


Camera:CANON PowerShot S100, CANON EOS Kiss X6i

NOYAMA
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