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礼文岳-北海道の山

礼文岳-北海道の山

花の浮島、礼文島の最高峰

花の浮島、礼文島の最高峰

【しばらく歩くと山頂が見える】

しばらく歩くと山頂が見える

山行情報
日程 2014年07月08日(火)
山名(山域) 礼文岳(北海道
入/下山地 内路
メンバー 単独行
行動時間 4時間40分
歩行
距離
登り
下り
歩数
8.8km 581m 581m --歩
礼文岳マップ

コース(タイム)

内路(12:13)-(13:47)礼文岳(14:02)-(16:52)内路

 《山概略》
 日本最北の離島の最高峰の山であるが、標高は490m。隣の利尻島の利尻岳の1721mと比べるとかなり低い。しかし山頂付近は森林限界を超え、天気の条件が良ければ樺太や利尻が望める展望の山である。花の島としても有名な礼文島だが、登山ルート上で見られる花は多くはない。別に観光ツアーなどで沿岸部の花を見ることとセットで楽しみたい島である。礼文岳はアイヌ語で沖の山。

 《アプローチ編》
 前夜は稚内の道の駅で車中泊をし、朝一番のフェリーで礼文島入りした。まずは宗谷バスの「礼文花爛漫」という観光バス(事前に予約済み、3,800円)で島内を観光し、礼文の見所と花を堪能。観光バスが香深港に戻る途中で、登山口の内路で途中下車させてもらった。登山口は車道のすぐ横にある。


内路の登山口
【内路の登山口】
   少し登ると内路の港を一望
【少し登ると内路の港を一望】

 《礼文岳へ》
 観光バスを降りると登山口は目の前にある。ちょっとした広場で登山者用の駐車場にもなっているのだろうか。このときは車は一台も駐まっていなかった。後ろはすぐ港で、ほぼ標高0mから登ることになる。
 山に向かって階段があり、そこから山へ入るようだ。山頂まで4.0kmと書かれた道標がある。 階段を登り、うっそうとした草の中へ入っていく。初めは急坂だが道はつづらになっていてチシマザサの細道を右へ左へとジグザグに登っていく。ふと後ろを振り向くと内路の集落や入り江が一望できる。

つづらの登りが続く
【つづらの登りが続く】
   山頂が見えてくる
【山頂が見えてくる】

 つづらが終わると山頂へ向けての緩やかな登りとなる。ときどき右手前方に礼文岳の山頂が見えてくるが、樹林帯に入ると眺望はなくなる。ダケカンバやトドマツの森の中を道なりに進んでいくと、下山する何組かの登山者とすれ違う。その中の一人は見覚えがあると思ったら、一昨日芦別岳で会った十文字小屋のおばさんだった。お互いこの山へ行くことは話してなかったが、奇遇とはこのことだ。

礼文岳まで3km
【礼文岳まで3km】
   中間地点
【中間地点】

 登山道は一本道でほぼ間違うことはないが、1km地点と2km地点に道標がある。3kmあたりから森林限界を超え、ハイマツを見かけるようになる。500m足らずの山でハイマツを見かけるのは珍しく、北方の山だと改めて思う。

ニセピークからの山頂
【ニセピークからの山頂】
   山頂直下はハマナスが咲く
【山頂直下はハマナスが咲く】

 目の前のピークを登り切り、山頂と思ったらまだその先に山頂があり少しがっかりする。このあたりは道標もなく距離感が分からなくなっている。礼文岳は緑に覆われ、山頂に向かって一筋の線が伸びているのが登山道だと分かる。ニセピークから少し下って、登り返すとハマナスの赤い色が目立ってくる。今夜泊まる宿もはまなすだ。

礼文岳山頂
【礼文岳山頂】
   スコトン岬を望む
【スコトン岬を望む】

 登り初めから1時間半ほどで誰もいない礼文岳の山頂に到着する。曇りのため遠くの眺望は見られないが島最北のストコン岬はよく見える。冷たい風が強く吹いているため、じっとしていると寒くなる。少し休んでから来た道を下山した。
 登山口の内路には路線バスのバス停があるがバスの本数は少ない。香深行きは16:53があり、1時間ほど待つことになった。

《登山道の花》
144x108 レブンシオガマ レンゲショウマ
 【1.■■】
 【2.レブンシオガマ】
 【3.レンゲショウマ】
紅輪タンポポ ヨツバヒヨドリ エゾチドリ
 【4.紅輪タンポポ 】
 【5.ヨツバヒヨドリ】
 【6.エゾチドリ】
ハマナス カラフトイチヤクソウ ミヤマアズマギク
 【7.ハマナス】
 【8.カラフトイチヤクソウ】
 【9.ミヤマアズマギク】
■■
 【10.■■】

その他の礼文島の花

付近の山 利尻山(1993.08.07

今夜のお宿
 
民宿 はまなす★★★
場所:礼文郡礼文町大字香深村字知床(TEL:0163-86-2811)
料金:8,800円
営業期間 5月1日~9月30日

Camera:CANON PowerShot S100

NOYAMA
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