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倉戸山-東京都の山

倉戸山-東京都の山

梅雨明けまずは奥多摩へ

梅雨明けまずは奥多摩へ

【ガスの中の広い山頂】

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○山行情報
日程 2020年8月2日(日)
山名(山域) 倉戸山(奥多摩
入/下山地 大麦代/女の湯
メンバー 単独行
行動時間 2時間40分
歩行 距離登り下り歩数
6.9km734m701m---歩

■■■マップ

○コース(タイム)

大麦代園地(06:58)-倉戸口バス停-(08:38)倉戸山-(09:38)女の湯バス停

 《山概略》
 倉戸山は東京都の奥多摩湖畔にある標高1169mの山。湖畔にある山だがコース上に眺望のある場所は無い。山頂はヤマザクラの木に囲まれるので、GWの頃は見頃になるようだ。

 《アプローチ編》
 コロナ禍の中、なぜか山登りも自粛の雰囲気である。7月半ばからはほぼ毎日のように雨が降り続き、梅雨が明けたと思ったら猛暑の襲来である。そんな中、比較的近場でまだ未踏の倉戸山へ行くことにした。奥多摩湖畔には駐車場があるので、車でアプローチである。
 自宅を早朝に出発し、圏央道を利用、あきる野ICで下り、大麦代園地の駐車場に着いたのは7時前。広い駐車場にはちらほらと車が駐まっている。この駐車場にはバス停があるので、バスと組み合わせることにより様々な山へ登ることができる。




 《倉戸山へ》
 駐車場のトイレで用を済ませて出発。国道の青海街道を西に歩き進む。片側一車線の舗装道だが、この道には歩道が無い。交通量もそれなりにあるため、歩くのには少し勇気がいる。少し歩くと左手に奥多摩湖の湖面が見えてくる。その奥には小河内ダムの堰堤が見える。
 熱海トンネルの手前に倉戸口のバス停があり、トンネルの脇に道が分かれている。このあたりが登山口になるのだろうが、山の指導標が無いため道が分からない。とりあえずトンネルをくぐってみたが同様である。喫茶店に人がいたので道を尋ねてみると、トンネルをくぐらずに脇道に入っていけば良いようだ。
 倉戸口から登り坂の舗装道を進むと、ようやく倉戸山の指導標が現れる。一安心してそのまま進み、左斜め後ろの道に折れる。右手の石垣の間に階段があり、そこが倉戸山・鷹ノ巣山・六ツ石山の入口のようだ。階段を登ると奥多摩湖の眺望があるが、今回のコースで眺望があるのはここが最後となる。



 眺望の次は温泉神社が現れる。知らなかったが、このあたりは温泉街のようだ。神社があるくらいなので、歴史のある温泉なのだろう。神社から先は山道となり、熱海配水所の柵に沿って進む。尾根の急登を登り、初めは植林だったがやがて原生林となり、緑の葉が鮮やかだ。
 


 あまり人が来ない山かと思われた、コースは良く整備されているようだ、やがて白いロープに沿った道となる。ひと登りすると道はトラバース道となり楽になる。稜線が近づくと白いガスが立ちこめる。紅葉の木があり、秋も良さそうだ。
 六石山への石尾根縦走路の分岐がある。このあたりが倉戸山の山頂(1169m)のようだ。左に行くと二等三角点がある。広い山頂だがベンチやテーブルの類は無く、地面は長雨で湿っていて休憩適地では無い。立ったまま少々休んで女の湯方面へ向かった。



 自分が持っている山と高原地図では、倉戸山山頂から女の湯にかけての尾根は、破線コースで道が不明瞭となっているが、そんなことは無く、整備された明瞭な道である。登りと同様に白いロープに沿った道が続いている。急な尾根を慎重に下り、湖面の方へと下りていく。道は湖面すれすれまで続き、やがて国道のトンネル脇に出る。女の湯バス停は目の前にあった。
 道を渡って、まずバス時刻を確認すると、30分も待たずに奥多摩駅行きが来るようだ。バスを待つ間に周囲を散策すると、バス停のところが鶴の湯温泉の源泉のようだ。ちょうどタンク車がやって来て、温泉を給湯して去って行った。
 やがてバスがやって来て、駐車場のあるバス停まで戻った。マスクを車に忘れていたので、バスの中でマスクができなかったのは失態だった。

Camera:CANON EOS M6