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日本百名山霧ヶ峰・美ヶ原 |
横浜(5:30)=車山肩(10:06)−車山−車山乗越−(11:09)車山肩=山本小屋(11:51)−美しの塔−王ヶ頭−山本小屋−牛伏山−(13:24)山本小屋=扉温泉=大町山岳博物館=(18:00)小谷温泉休憩舎金曜日に代休が取れたので、先月雨天敗退した霧ヶ峰を再び挑戦することにした。もちろんこの山は足慣らしで、その先の山がメインであるが、出発した時点でどこに行くかはまだ決めていなかった。とりあえず、周辺のエリアマップはまとめて持ってきていた。 横浜の自宅を5:30に出発。1ヶ月前だとこの時間はすっかり明るくなって、多くの車が動き出しているが、この時期はまだ真っ暗。比較的道は空いている。国道16号を八王子方面へ進み、途中相模川沿いの信号の少ない道に移る。相模湖ICは素通りで、国道20号を走るがやはり道が混んできたので、甲府南あたりで高速に乗る。 諏訪南ICからビーナスラインに入り、霧ヶ峰目指して車は高度を稼ぐが、何やらガスって来ていやな予感が。長野県の天気予報は快晴のはずなのに。前回は風雨とガスで超最悪の天候だったが、今回は風雨がない分少しはましだ。 車山方の駐車場からレストハウスの右手が登山口となっている。霧ヶ峰の最高峰、車山の山頂を目指す。道は広く、樹林もないので見通しがいいはずだが、ガスで周りの様子は分からない。足場は半分埋まった岩がごろごろしており歩きにくい。道が広いのはかつて4WDが走り回って出来た道だろうか。今は柵ができて進入禁止となっている。 車山は直登すればあっという間に山頂にたどり着きそうだが、ずいぶん遠回りして傾斜を少なくしているので、多少時間がかかる。夏場は両脇の草原には高山植物が咲き乱れているのだろうか、9月も下旬となった今では、咲いている花は少ない。 【車山山頂】 車山山頂1925m。ガスのため眺望は何もない。 (10:22) 車山の山頂まで誰も歩いている様子はなかったものの、山頂に着いてみると多くの人が休憩していた。頂上の四角い大きな建物は、気象レーダーのようだ。これのおかげで富士山レーダーは引退することになったのだろうか。ともあれ強力な電波を発しているのであろうから、あまり長居はしない方が良さそうだ。 車山乗越のほうへ歩いていくと、ゴンドラ駅があり、動いていた。これに乗って登ってくる人も多いようだ。歩いてもたいした距離ではないのに。ゴンドラの左手の階段状の急坂を下りていくと、高さ3メートルほどの散水機のような装置が10メートルほどの間隔で並んでいる。何だろうと思ってよくよく考えてみるとここはスキー場であった。降雪装置だったのだろう。積雪期以外は用をなさない装置だ。 車山湿原の木道を歩いて、元来た駐車場に帰り着く。 すぐに車を走らせビーナスラインを北上、次の美ヶ原へ向かう。この道は2002年初春に全線無料化されたそうだが、有料時代に自分で走った記憶はない。登山口の山本小屋までは車ではあるが急坂を上っていく。 【牧場の道】 ひたすら続く牧場の道。左に美しの塔、右に牛伏山。 山本小屋の駐車場に車を止め、美ヶ原の山頂である、王ヶ頭へ向かう。美ヶ原高原ホテルの横を通り、牧場の中の通路のような所を歩く。右手に美しの塔を見て、塩クレ場というところを右手に折れる。なおも牧場は続き、左右は木の柵で仕切られている。広い草原には多くの牛がひたすら草をはんでいる。牛を見ながらひたすら歩き、少し登ったあたりに、美ヶ原高原荘の建物が見えてくる。このあたりが王ヶ頭だ。テレビアンテナが林立している。あまり山に来たという感覚もなく、Uターンして来た道を戻る。 【王ヶ頭山頂付近】 山頂はホテルとテレビ塔に占拠されている。 山本小屋駐車場まで戻り、牛伏山の方へ行ってみる。小高い山で5分ほどで登れるが、何度か牛よけの柵を通り抜けると眺めのいい山頂に着く。眺めがいいと言っても雲が多いので、見えるのは周りの牧場だけである。方位盤があり、本来は360度多くの山が見渡せるようだ。 駐車場に戻り、車で温泉に向かう。扉峠まで戻り、西に延びる道を進む。地図には狭いので注意と書いてあったが、本当に狭い。車一台が通れるのがやっとだ。離合場所も少ない。しかし運良く対抗車は来なかった。群鷹館のへの分岐はまっすぐ進み、その先に扉温泉ひのきの湯がある。駐車場には車が何台か停まっているところを見ると、この細い道をやって来たのだろうか。ひのきの湯はひのきではなく石造りであった。 【扉温泉ひのきの湯】 比較的新しい温泉だ。 扉温泉から松本市を抜けて、大町の山岳博物館へ向かった。以前から行ってみたかったところである。この時点で明日の山を雨飾山とすることにした。 山岳博物館は小高いところにあり、車でないとなかなか来られないところだ。 【大町山岳博物館】 入館400円、9:00〜17:00。閉館1時間前に入り、ゆっくり見ることが出来た。三階は展望フロアになっており、正面に北アルプスの山並みを見渡せる。 博物館を出て、雨飾山の登山口である、小谷温泉休憩舎へ向かった。
Camera:CANON EOS 10D 雨飾山へ |
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