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日本百名山

大峰山

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MAP予定
奈良の山奥大峰山へ
日程 1996年10月5日〜6日
山名 大峰山(山上ヶ岳,弥山,八経ヶ岳)
山域 近畿
入/下山地 大峰大橋,行者還トンネル
メンバー DAY,ぎやまん,ユーサン,福島


【横浜〜大峰大橋】
10/4〜5
 横浜から奈良県へのアプローチは夜行バスで行くことになっていた。寝ている間に天理駅前に着くので、この夜行バスは便利である。
 出発日、仕事を終えいったん家へ帰り、再び横浜駅へ。横浜東口BTで同行のDAYさんと落ち合い、22:10発のやまと号に乗った。この路線は人気があるのか2号車まで出動。座席は僕が今まで経験したトリトン、ニューブリーズなどと比べてちょっと狭い感じであった。前席のリクライニングが目の前まで倒れてきて、非常に窮屈。それでもぐっすりと眠り、目覚めたら社内の照明は灯いていて、外は明るくなっていた。あわてて携帯の電源を入れたが、後から知ったことによると、ユーサンたちは既に電話をした後だったらしい。まもなく天理駅前に到着。
 おおかたの夜行バスは定刻よりも早く着くのであるが、このバスはほぼ定刻の6時に到着した。外は肌寒く、天気は曇り。
 関西のメンバー、ぎやまんさんユーサンとはここで待ち合わせをしており、もっと早く着くと思っていて待ちぼうけをくらっていた様子であった。
 ユーサンの車は既にキャンプ用品で満載状態。2人分の装備を何とか押し込んで出発。 途中道の駅で休憩。早朝のためかほとんど人のいない道の駅で湯を沸かし、朝食をとる。
 8:45、洞川をぬけて登山口の大峰大橋へ到着。
 『山と高原の地図』にはバス停のマークしかないが、ここにはしっかりと駐車場がある。一回1000円とちょっと高いが、10台以上のスペースはあり,先着4台ほどは屋根の下に止めることができる。我々は6台目でその恩恵は得られなかった。

【大峰大橋手前の看板】

 小雨がぱらついており、屋根の下で登山準備。天気予報では近畿地方は移動性の高気圧に覆われて好天が期待されていたので、山頂に着く頃は晴れるだろうと半ば期待を込めつつもゴアで身をつつみ山頂へ向け歩き始めた。(9:06)

【大峰大橋】

赤い派手な橋を渡ると左手は墓地になっている。

 橋を渡ると門がある。ここから女人結界である。今時このような迷信じみたことが守られているのも珍しい。昨今のしたたかな中高年女性はこの門を前にして引き返すのであろうか。
【女人結界門】

以下の説明あり

この霊山大峰山の掟は宗教的傳統に従って女性
がこの門より向こうへ登ることを禁止します
                大峰山寺
No Woman Admitted
Regulation of this holly mountain Ominesan
prohibits any woman from climbing farther
through this gate according to the religious
tradition
Ominesanji Temple


一ノ世茶屋
 登山道の真ん中に建っている茶屋を通り抜けるが、複数店舗の茶屋はどこも閉まっている。開山中のわずかな期間しか営業していないようだ。女人禁制だけに最盛期のこれらの店もおやじばかりが営業してるのだろう。想像するのが怖い。

【オタスケ水】

 2件めの一本松茶屋で小休止。オタスケ水という水場に到着。登山者のために水をためて柄杓を置いている。しかしこの水をためるという行為はちょっといただけない。単体生物が多数生息しているようだ。まわりのみんなはおいしそうに飲んでいるが、僕は遠慮した。

〜10:40洞辻茶屋−ダラスケ屋−鐘掛岩〜
 急坂にかかる木板の階段を登り切ると、まだつぼみのリンドウが道脇に見られるようになる。霧中の紫色がやけに栄えている。鐘掛岩にあるテラスのような展望台へ立ったものの眺望は全くなし。

【雨宿りしつつ食事】

 12:15、立派な大峰山寺の建物が立ち並ぶ山頂付近にたどり着くが、一帯はすっかりガスの中で、小雨もぱらついているので、まずは寺の軒下で昼食をとる。メニューは牛丼に卵スープ。

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