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那岐山-日本三百名山 那岐山-日本三百名山 国造りの神が祀られる山 国造りの神が祀られる山 【三角点峰から山頂へ】
コース(タイム)駐車場(8:53)-Cコース-(10:00)大神岩-(10:53)山頂(11:11)-A・Bコース-(12:37)駐車場
《山概略》
《那岐山へ》 奈義町登山口の駐車場は狭いため、拡張する話もあるようだ。しかし、この辺りは自衛隊の土地らしく許可が出ないようだ。駐車場が満車のときは林道沿いにある空き地に駐める事になり、それが何カ所かある。 林道を歩き始め、蛇淵の滝の入口駐車場を通過する。右に赤い鳥居を見てなおも林道を進むと、クマ注意の看板と那岐山のコースマップがある。 林道右手にBコース、Cコース入口があるので左のCコースを進む。距離は2.4kmとある。
前回登ったときは雪山だったので、新緑のこの時期は印象がだいぶ異なる。足もとや木々には多くの花が咲いている。登りが本格的になり始めると、上から上半身裸の爺さんが降りてきた。那岐山の鉄人と呼ばれる人だ。前回は氷点下の中、Tシャツ一枚でいるところを山頂で会っている。 森林管理所の看板がある休憩地を通過し、水場を通過する。高度が上がって来ると、周りの景色が見えるようになる。標高1000mの大神岩の上に立つと、うっすらと奈義町の町並みが見渡せる。緑や田畑の多い町である。
樹林帯の登りは続き、木々の間から那岐山の稜線が見えてくる。八合目を通過し、しばらく進むと伊邪那美命と彫られた大きな岩がある。これは嘉永2年に美作の住人が彫ったという事だ。この辺り一帯はそのような岩がいくつかある。 樹林帯を抜け、広い稜線に出る。左手には避難小屋が見え、その奥には馬ノ背のような稜線が続いている。那岐山の山頂は右手へ0.4kmだ。
稜線を歩き始めると、三角点(1240.3m)がある。山頂の方が標高は高いが三角点はない。こちらの方が眺めが良いのだろう。開放的で気持ちの良い稜線を歩いて行くと、避難小屋がある。前回はここで寒さをしのいで休憩したが、今回は通過。緩やかな斜面を登っていくと、多くの登山者が休憩する那岐山山頂(1255m)に到着する。
山頂の空きスペースに腰掛け、軽く食料を取ってから、再出発。稜線の先へ進む。稜線の一部はぬかるんでいるところがある。数日前に雪が降ったらしく、それが解けたあとのようだ。Bコースへの分岐を右に見て直進する。続いて東仙コースへの分岐があり、右手の奈義町方面へ進む。
道は尾根の下りになり、八合目の標識を通過。正面の山なみを見ながら急坂を下り、林道のある六合目に出る。予定ではここを直進し、正面の山を登り返し、駐車場まで藪を下るつもりだったが。しかし八合目を過ぎた辺りから雨が降り始めたので、最短距離で戻る事になった。 そのままBコースを進むことにし、右手の林道を少し歩いて左手の山道に入った。道は谷間の植林帯で、しばらく下ると右手に滝が見えてくる。黒滝だろうか。
淀川沿いに下り、一度橋を渡ると、その先にB・Cコースの分岐があり、今朝登ってきた道と合流する。林道を下っていると徐々に雨は強まり、駐車スペースに着く頃には本格的な雨となった。 途中知り合った親子連れと一緒に車に乗り、彼らの登山口である菩提寺まで送り、我々は黒尾トンネルの先のドライブインまで行った。目的は水汲みである。那岐山の銘水がわき出しているというので、土産として持って帰る事にした。 ドライブインの水場には雨にもかかわらず多くの人が水汲みに来ていた。順番待ちの後、水を汲み、仲間の家に戻り、自分は横浜目指して出発した。その前に湯郷温泉で汗を流し長距離運転に備えた。
Camera:CANON PowerShot S100
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