| |||||||||
日本百名山立山 |
三日目の行程 朝食も5時半。ご飯にみそ汁、海苔、スクランブルエッグにトマトに漬け物等々。これらを平らげ、5分後には出発開始。何と楽ちんな山の朝だろう。山小屋の食事をしっかり食べていれば、シャリバテなどあり得ない。テント泊でも同様の食事を取りたいものだが無理だろう。中高年パワーの秘密は山小屋の食事にあったのかもしれない。年寄りなのに皆ご飯をお代わりしていた。 【薬師岳を見ながら】 木道を薬師岳に向かって歩く。*** 大日小屋を出発し、大日平へ下る。つづらの急坂が続き、今回の縦走で初めての水場に出くわす。この先水は豊富だ。何度も渡渉する。木道が現れ、いったんは途切れるが、再び現れた木道は大日平山荘まで続く。正面には薬師岳がそびえ立っている。いずれその山も登ることになるだろう。 大日平山荘に到着し小休止。山荘の裏手には不動滝が見える展望台があるとのことで、カメラを片手に見に行く。これも立派な滝で落差も大きい。 大日平山荘からもしばらく木道が続く。木道が終わり、階段を下ると樹林帯の急坂を下ることになる。このあたりから気温も高くなり暑い。登ってくる人も増えてくるが、皆やけに軽装だ。大日平はもはや観光地なのだろうか。石が転がる足場の悪い中を降りていくこと1時間ほどでアスファルト道に出る。左手の称名滝方面へ進む。橋の所まで来ると何やら悪い予感が。称名滝の展望台が崩れて行かれないとの看板があった。それでも滝を見たい人は、坂道を上ること20分で全景が見られますとのことであった。残念ながら滝見は中止。バス停の方へ引き返した。 バス停に到着したのは9時少し前、ちょうど立山駅からのバスが到着したところで、これが9時5分発の立山駅行きになる。休む間もなくバスに乗り込んだ。バス停の周りはレストハウスが一軒あるだけで、あとは駐車場とトイレくらいしかない。その駐車場も結構埋まっていたが皆滝を見に20分登っていたのだろうか。ここまでの道は有料のはずだ。 【悪城壁】 立山駅に向かうバスの中から見える。その名が示すように恐ろしいほどの絶壁。 バスの乗客は5人ほどで、立山駅へ向かった。途中左手に悪城壁という大岩壁があり、これは一見の価値がある。立山駅は真夏の日差しが降り注いでいた。駐車場は満車で通路をふさいで車が停められている。ガイドブックで近場の温泉を探したら、すぐそばにウェルサンピア立山という、公的資金で作られた施設があるようだ。さっそくそこへ向かい、5分ほどで到着。ホテルのような立派な建物(実際ホテル)で、温泉+ランチセットのチケットを購入(\1500)。温泉が始まるまで30分あまりあったが、缶ビールを飲んで時間をつぶす。温泉やランチは料金以上のもので大満足であった。 横浜への帰りでは、神岡の道の駅で素粒子の勉強をし、安房トンネルをケチって安房峠を越えた。初めて走る道であったが思いのほか狭かった。しかも大型車がかなり走っていて危険きわまりない。トンネルの無料化が望まれる。中央道は渋滞していて大月ICで降りる。横浜の自宅まで9時間かかった。
Camera:CANON EOS 10D 最初のページへ |
| |
ホームに戻る |