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内蒙古ホルチン砂漠行-中国放浪 内蒙古ホルチン砂漠行-中国放浪 中国の砂漠で植林ボランティア 中国の砂漠で植林ボランティア 【ホルチン砂漠】 大きな地図で見る
主な訪問地瀋陽・甘旗卡・大青溝
職場でイントラネットを見ていると、「中国ホルチン砂漠緑化ボランティア体験ツアー」と題した活動の募集があった。中国研究家としては、観光地ではない中国訪問には興味があった。このところ中国へは行ってないこともあり、このツアーに参加することにした。興味は緑化ボランティアに参加すると言うより中国ホルチン砂漠へ行ってみたいというのが主体であった。 【瀋陽空港】 10時に成田空港を飛び立ったNH925は、現地時間で12:30に瀋陽空港に到着する。飛んでる時間は3時間半なので、沖縄に行くくらいの時間だろうか。空港ではパラパラと雨が降っていた。そして外に出ると思ったより寒い。猛暑の日本からやって来たので防寒着をあまり持ってきてなかったことが悔やまれた。 数年ぶりにやって来た瀋陽空港はすっかりリニューアルされ、明るく綺麗になっていた。到着ロビーで今回の参加者が顔合わせし、バスに乗り込んでホルチン(科爾沁)へと向かった。 【彰武鎮の風景】 瀋陽空港からホルチンまでは3時間ほどかかる。全て高速道路が繋がっているわけではなく最初の一部だけである。途中、彰武鎮と言う町でトイレ休憩をする。バスが走ってきた道は4車線と広く交通量も多い。タクシーと思われる三輪車がよく走っている。 中国は空が広く感じる。高い建物が少なく、道が広いためだろう。 【笑う鉄塔】 車窓の風景はときどき面白いものがある。鉄塔は先端部分が丸くなっていてまるで顔のようだ。全てがこのタイプではないが、皆でおもしろがって写真を撮っていた。 【博王大酒店】 カンチカ(甘旗卡鎮)で最も大きいホテル。築三年と言うが内装はかなり痛んでいる。バスタブはなく、シャワーだけだ。ときどき停電し、水が止まることもあった。近くに超市もあり便利な場所にある。 初日はほとんど移動で、ホテルに到着したのは17時くらい。夕食までの時間で付近を散策した。ホテルの前の通りは様々な商店が続いている。飲食店や超市、様々な小売店があり、田舎町にしては賑やかだ。カンチカは内モンゴル自治区の通遼市の科爾沁左翼後旗の中心地である。旗の人口は40万人(2004年)なので、カンチカの人口は数万人と言ったところだろうか。 ホテルから10分ほど歩いたところに本屋があり、地元の地図を買った。CDも売っていたが品揃えは良くなかった。今回の旅行では買い物で散在することは無さそうだ。 《二日目》 【馬頭琴のビル】 朝食の時間まで付近を散策する。昨日とは逆の方へ向かい、メーンストリートの歩道を歩いた。向かい側に大きなビルがあり、その屋上部分は馬頭琴の形をしている。テレビ局の建物のようだ。 体育広場のようなところまで行くと、年寄り達が太極拳やらダンスやら運動をしている。中国ではどこでも見られる朝の光景である。 【カンチカの商店街】 朝の散歩のためまだ開店前の店が多い。この辺りは飲食店中心。店の看板は漢字とモンゴル文字のような物で書かれている ホテルからバスに乗りホルチン砂漠と呼ばれているところまでは小一時間かかる。この日の午前中は砂漠の視察とその説明を受ける。海辺でない大陸の奥地で砂地が広がる光景は初めて見るもので不思議な感じがする。昼食のためいったん町に戻り、食後は再び砂漠で、数年物のポプラの木の枝打ちを行った。 【企業の森】 ホルチン砂漠は区画毎に企業が協賛し、その企業の名前を冠した森ができている。植林を初めて間もないので、まだ森とは言えない。あと何十年かかるのだろうか。
Camera:SONY DSC-WX1
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