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内蒙古ホルチン砂漠行-中国放浪

内蒙古ホルチン砂漠行-中国放浪

中国の砂漠で植林ボランティア

中国の砂漠で植林ボランティア

【ホルチン砂漠】

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《三日目》
 三日目も朝食前の散歩に出かける。駅の方へ向かった。駅の周辺は賑やかかと思ったが、そうではなかった。閑散としていて駅の利用者もまばらだ。駅舎はチェックが厳しく中に入ることはできなかった。時刻表を調達しようと思ったが、売ってる店も見あたらなかった。


xxx 【カンチカ駅】
 ホテルから歩いて20分くらいのところ。時刻表によると瀋陽に行く便は一日一本しかなく3時間50分かかる。バスの時間とあまり変わらないので、中国の鉄道にしては高速の路線なのだろう。瀋陽とは反対方向で市の中心である通燎へは一日三本43分である。一般的に中国人は日常生活で鉄道を使うことはないので便数は少なく、単線である。

xxx 【広場の馬】
 中国の広場は特に広い。そして必ず銅像がある。この町は馬の銅像だ。この広場の向こうにカラオケ街があった。


 三日目に入りようやく本格的な植林作業となる。午前と午後にかけ、松の苗木を植えた。

xxx 【植林作業】
まずは定められた大きさの穴を掘り、その中に苗を植えていく。それをひたすら繰り返し、最後にバケツリレーで穴に一杯の水をかける。水は井戸水だ。



《四日目》
 午前中は砂漠での草方格作成。砂漠に対する初期の対応策である。昼食はドライブインの様な小ぎれいな食堂で中華料理を食べる。午後の作業は松の木の枝打ち。この日は曇っていて肌寒かった。
 夕食はホテルの近くの食堂で火鍋(羊肉を中心としたしゃぶしゃぶ)を囲む。横浜でも食べ慣れているが地元で食べるとひと味違う。
xxx 【草方格作成】
砂の飛散を防ぐため、藁を使って草方格を作る。これにより、植えた植物の定着化が図れるようだ。



《五日目》
 毎日恒例となった朝の散歩は再び市場を歩く。道路にできた朝市は多くの人民が集まりごった返している。ときおり人の波をかき分けるように車やバイクが通過していく。
 午前中の作業はポプラの木の剪定。午後は大青溝という国家級自然保護区の見学を行った。

xxx 【無造作に転がるスイカ】
 中国では夏になると大量のスイカが出回る。値段も日本の十分の一ほどの価格である。市場の一角にあったスイカ売り場は大量に摘まれて通路にもはみ出している。割れているものも多い。

xxx 【ポプラの剪定】
植林から4~5年のポプラの枝打ち。三分の一ほどの枝を枝ばさみで切り落とす。ポプラは成長が早いが、水の消費が多いので、植えすぎると逆に砂漠化が進むという。

xxx 【大青溝の森】
 ホルチンにある自然保護区。この一帯だけ土地が陥没していて森林が密集している。地下水位が高いため、樹木が良く育ち残っているという。観光地となっているため、入場料を払ってこの森の中に入り散策した。


【大青溝の散策路】


xxx 【屋内市場】
 ホテルの近くの室内市場。食料品や衣料品の店がぎっしりと詰まっている。

 大青溝からホテルに戻り、超市へ買い出しに出かけた。ホテルの近くに一軒だけ超市があり、お土産等もここで調達することができる。土産と言ってもお菓子や酒の類である。  ホテルで今回の反省会としてワークショップを行う。そしてホルチン滞在最後の夜はホテルのレストランで宴会に突入する。

《六日目》
 帰国の日。13:25、瀋陽空港発(NH926)に乗るため、ホテルを7時に出発した。成田に向かった機内は満席。このところの不景気で便数が減っているので搭乗率が高くなっているのだろう。成田到着は17:30で、飛行時間は3時間ほどだった。空港の到着ロビーで解散となり、参加者はそれぞれの自宅へ散った。

xxx 【三輪タクシー】
 上海などの大都市と違い路線バスがないので、市民の足はこのような三輪車が中心となるのだろう。この三輪車は彰武鎮で見かけたもので、カンチカでは見られない乗り物だった。

xxx 【高速道路のサービスエリア】
新民市の七家子村で休憩。サービスエリアと言ってもコンビニが一軒あるだけ。トイレは比較的綺麗。

 

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