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石巻山-愛知県の山 石巻山-愛知県の山 年末帰省道中の低山ハイク 年末帰省道中の低山ハイク 【山頂から知多半島方面を望む】
コース(タイム)駐車場(10:51)-(11:25)石巻山(12:18)-(12:52)駐車場
《山概略》
《石巻山へ》 年末の平日と言うこともあり、駐車場に駐まっている車は少ない。駐車場にはトイレもあり、地元の人には訪れやすい場所だろう。駐車場にはいろいろと案内板があり、このあたりが石巻山多米県立自然公園であり、豊橋自然歩道が通っていることが分かる。駐車場を出発し、舗装された道を上の方へと上がっていくと、すぐに豊橋の町並みが一望できる。 左手に石の鳥居があり、その奥が石巻神社のようだ。神社は帰りに寄ることとし、石巻山頂へと書かれた指導標に従って進む。0.6km20分とわずかな距離だ。
山中は頻繁に指導標や案内板が出現する。石巻山城趾と彫られた石が置かれ、ここはかつて南北朝時代に山城があったようで、戦いも行われているそうだ。その先には、大蛇が住んでいたという石巻の蛇穴なるものがある。さらに、その次はダイダラボッチなる巨人の足跡が岩にある。この巨人は、ここと、本宮山をまたいで小便をしたことで豊川ができたという。以前、本宮山を登ったときは、ダイダラボッチではなく、山姥の足跡があり、吉祥山とまたいで豊川で髪を洗ったと書かれていた様な気がする。一貫性のない伝説だが、田舎の山には巨人伝説が多いものだ。
原生林の中を道なりに進んでいくと大きな岩の前に出る。岩の隙間に階段が設置されているので、それを登っていくと視界が広がり、正面の下界に貯水池が見えてくる。すでにそこが山頂であった。山頂部分は岩で埋まっていた。山自体が石灰岩の岩でできているのだろう。岩の上に立つと360度の好展望である。
この日は、風も弱く天気に恵まれ、山頂で過ごすには快適な気候である。眺望も素晴らしい。山頂はそれほど広くはなく、他に登山者がいないため独占状態である。小一時間コンビニ弁当を食べながら展望を楽しんだ。 下山は来た道を戻る。途中家族連れの登山者とすれ違う。子供でも気軽に登れて、大展望が楽しめるのだから、うらやましい土地である。石巻神社に立ち寄り、この日の無事下山を感謝した。
行動時間2時間ほどで山から下り、汗をかくまでもなかったが、温泉(風呂)に行くことにした。この界隈で行ったことがない場所として選ばれたのは、コロナの湯豊川店である。パチンコ屋の上にあるスーパー銭湯である。この日は豊川泊まりで、別の仲間も加わり忘年会となった。翌朝は九州の実家へと西に車を走らせた。
Camera:CANON EOS 6D
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