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鎌ヶ岳-三重県の山 鎌ヶ岳-三重県の山 谷から尾根へ花を楽しむ 谷から尾根へ花を楽しむ 【アカヤシオ咲くガスの山頂】
コース(タイム)旧料金所(6:46)-長石谷-(9:21)鎌ヶ岳(10:29)-長石尾根-(12:36)旧料金所
《山概略》
《鎌ヶ岳へ》 駐車場から車で登ってきた道を下る。すぐ右手に石段の道があるが、御在所や武平峠へ行く道のようだ。そこから200mほど車道を下ると、右手が長石谷の入口で、登山ポストがある。新緑の林を抜けると、三滝川支流の沢に出る。 石伝いに沢を徒渉し、再び樹林の中へ入っていく。道の要所要所には菰野町の指導標があるので迷うことは無さそうだ。樹林帯を出て河原に出ると、しばらく沢沿いの道が続く。明るく開放的な谷だが、斜面の縁を通り抜けるところもある。
沢は右へ左へと徒渉するが、岩が多く足が濡れることはない。岩には赤ペンキでマークが付けられているのでそれに従い進んでいく。岩にはピンク色の可愛いイワザクラが咲いている。 沢に沿った道は続く。道と言っても岩づたいに進むことが多く、ときおり山側の斜面を歩く。右手の方に樹林の隙間から滝が見えてくる。犬星谷との出合にある落差20mほどの犬星大滝である。この滝が見えるところは休憩地点となっている。
沢登りはやがて水流はなくなり、ガレ場の登りとなる。そして、ササの生い茂る急登となり、周囲はガスで覆われてくる。やがて稜線に出たところが岳峠である。三重県と滋賀県の県境だ。ここから県境尾根を歩いて山頂へ向かう。
山頂方面はガスでよく見えないが、岩峰であることが分かる。岩場を歩いたりササに覆われた道を進んだりすると、鳥居や祠のある鎌ヶ岳山頂(1,161m)に到着する。山頂は奥行きがあり、奥の方へ行くと岩場の休憩場所がある。天気が良いと眺めが良いようだがあいにく真っ白で何も見えない。岩場には伊藤冠峰の漢詩が書かれている(江戸期の人、冠峰とは鎌ヶ岳のこと)。
山頂の岩場で1時間ほど食事休憩し、長石尾根を下る。尾根の斜面にはピンク色のアカヤシオがところどころで咲いている。急な下りの尾根が続き、ガスから抜け出ると急に眺めが良くなる。三ツ口谷との分岐を通過すると、御在所方面に白い巨塔が見えてくる。御在所ロープウエイの鉄塔だろうが、やけに目立っている。
弥一ヶ岳(802.2m)のピークを通過し、スカイラインが間近に見えると樹林帯の中に入っていく。やせ尾根を下り続けると長石谷コースとの合流地点に到着する。そこからは来た道で、堰堤の脇を通り、一度徒渉すると県道に出る。舗装道を登っていくと駐車場である。 仲間とは湯の山温泉駅で別れ、近くの希望荘で温泉に入った。温泉棟までケーブルカーで行くという変わった温泉宿だ。温泉で汗を流すと、西へと車を走らせる。明日は四国の瓶ヶ森に行く予定である。
Camera:CANON EOS 6D
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