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鎮山-福岡県の山 鎮山-福岡県の山 玄界灘を望む円錐形の山 玄界灘を望む円錐形の山 【鎮山上空から】
コース(タイム)姫島港(12:06)-(12:41)鎮山(13:14)-(13:40)姫島港
《山概略》
《鎮山へ》 船が姫島港に着岸したのはもう昼過ぎである。港といっても建物も何もない単なる堤防だ。下船した客はほとんどが釣り客のようだ。帰りの船は今乗ってきた船の折り返しだが、14:20発である。約2時間の島の滞在時間で、鎮山を往復することになる。 港から堤防に沿って集落の方へ向かった。島は一つの山でできているはずだが、ここから見る山はそれほど高くはなく、山頂も見えない。集落があるので、島の中でも比較的平らな部分なのだろう。 島で唯一の商店と言われているシーガルショップでは、今の船で陸揚げされた物資を搬入しているところだった。島の特産は海産物だが、島内では売られておらず、本土でしか買うことができないので、この店に立ち寄る必要はなさそうだ。
島の家の周辺にはやたらと猫がいる。福岡で猫島と言えば相島が有名だが、小島にはたいてい大量の猫がいるものだ。人に警戒心がなく、細い道を歩いていると蹴飛ばしそうになる。 集落をうろうろしているのだが、山への入り口がわからない。島に着けば何とかなるだろうと思っていたが、訪問客が山へ行くことは想定していないのか、案内板の類が全くない。マップを取り出して確認し、姫島神社経由で道が続いていることを確認する。 島では当然車など必要なく、道は狭い。中洲のようなところに家が立ち、その右手の道の奥に神社が見えてくる。階段を登って行くと、昔ながらの鳥居(柱が二本立っただけ)があり、その先に姫島神社がある。安産の神様が祭られているそうだ。振り返ると集落の屋根越しに糸島の山なみが見える。
登山道は神社の手前左の方にある。雑木林の山道に入り、奥へと進んでいく。山道には指導標があり、頂上までの距離を示しているのだが、肝心の距離の数値が書かれていない。それが何度か続くがわざとだろうか。 道はよく整備されていて歩きやすい。山頂に向かってほぼ直登だがそれほど急な登りはない。途中、展望台があり、脊振山地の雷山が正面に見える。ベンチもあるので休憩できるが、まだ休憩するほど歩いてない。
展望台から先は、55段の階段の登りになる。それを登りきると広い鎮山の山頂(186.6m)に出る。山頂にはこの島唯一の二等三角点(姫島)がある。展望は北側の玄界灘が見渡せるが、壱岐は見えそうで見えなかった。東は、突き出た芥屋の大門が見える。 山頂には30分ほど滞在して下山した。一本道なので下山も来た道である。途中、登りでは気づかなかった、ブランコや滑車の移動遊具など手作りアスレチックのような施設があった。さらに下り、展望台を通過し、二股の分岐があったので、来る時とは違う右手の道に進んだ。 涸れた水路沿いの道を下り、やがて集落の中に出る。道なりに進むと海沿いの堤防に出るので、島の外周道路を歩いて港に戻った。船が出るまで40分近くあったので、堤防の上で海を見ながら時間をつぶした。 Camera:CANON EOS 90D
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