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鳴神山-ぐんま百名山 鳴神山-ぐんま百名山 山頂からは関東一望 山頂からは関東一望 【雷神岳神社手前の斜面】
コース(タイム)駒形登山口(11:06)-(12:31)雷神岳神社-(12:40)鳴神山(13:43)-(14:55)駒形登山口
《山概略》
林道はすぐに二俣に分かれるが、右手の真新しい道は車止めが有るので、まっすぐ進む。道なりに歩いて行くと鳴神山の保全地域の看板がある。これを一読し、山道へ入っていく。 道は沢に沿って続き、沢のせせらぎを聞きながらゆったりとした登りが続く。道には指導標やピンクのテープがあるので迷うことは無さそうだ。白滝橋を渡り、植林の中を歩く。 道は深い谷の中を歩くようになる、左右は切り立った岸壁で、切り通しのようでもあり、あまり見たことのない光景だ。木々も紅葉で色づいて綺麗だ。しばらく歩くと、早くも中間点と書かれた道標がある。
足場に岩が多くなり、踏み跡もできないような道となるが、ピンクのテープを頼りに歩き続ける。紅葉は山の下半分だけで、途中からは葉のない枝が目立ってくる。斜面を登り切ると肩の広場で、雷神岳神社がある。キツネのような狛犬が左右に出迎えてくれる。
鳥居をくぐり、短い急坂を登ると稜線に出る。ここから山頂まではピストンとなる。右手の方へ進むとすぐに視界が開けて山頂となる。双耳峰の桐生山で、こちらが主峰だ。標高は980mで、温度計があり、23.5度を示していた。この時期にしてはかなり暖かい。山頂はそれ程広くはないが、中央に祠が四基あり、その周りにベンチが取り囲み、すでに5人ほどが休憩していた。周りは360度の大展望が広がる。 山頂から見渡せる山は、北の方から谷川岳、武尊岳、至仏山、袈裟丸山、皇海山、白根山、男体山、根本山、奥多摩山塊の後ろには雲がかかった富士山、浅間山、榛名山、赤城山など。標高の高い山は雪をかぶって白くなっている。南西方面は霞みがかっていたが、条件が良ければもっとよく見えただろう。
山頂では写真を撮ったり、食事をしたりして1時間ほど過ごす。周りに登山者もいなくなったころ下山する。来た道を少し戻り、分岐を直進すると仁田山の山頂がある。石垣で囲まれたスペースがあり、その上に祠がある。地図ではこのあたりに三角点があるようだが見つけることができなかった。
仁田山の先に第一展望台があり、正面に赤城山を見ることができる。その赤城山の裾野からは白い谷川岳が覗いている。再び下り、第二展望台がある。さらに下り、葉の落ちた森の中を進むと祠のある椚田峠にでる。このあたりはクヌギの木なのだろうか。ここから右手に下るとカッコウソウの保護地があるようだが、今回は左の川内赤柴登山口方面へ降りていく。 歩きやすい斜面を下ると、林道に出る。そのまま道なりに進み、集材地点を通過して植林帯を抜ける。周りが広葉樹となると綺麗な紅葉がしばらく続く。赤柴登山口というのがどのあたりを指すのか分からないが、林道の先は車を駐めた駒形登山口である。 鳴神山は標高差600mあまりの山だが、道は歩きやすく、山頂からの長めは素晴らしい。四季を通して登ることができる手軽な山である。
Camera:CANON EOS Kiss X6i
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