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尾瀬ヶ原-群馬県の山 尾瀬ヶ原-群馬県の山 水芭蕉満開、人も満開 水芭蕉満開、人も満開 【尾瀬の木道】
コース(タイム)鳩待峠(05:23)-(06:19)山ノ鼻-牛首分岐-ヨッピ吊橋-(08:30)竜宮十字路-山ノ鼻-12:49鳩待峠
《山概略》
鳩待峠で仲間6人と合流し、尾瀬ヶ原へ向かった。道は下り坂で、石が敷き詰められているが、雨で濡れているため滑りやすい。尾瀬ヶ原の木道も含め、この日は豪快にすっころぶ人を何人かみかけることになる。焦らず慎重に歩くことが肝心だ。 樹林帯の石畳の下り坂から木道へと変わる。木道階段も滑りやすい。道の脇には雪の固まりが残っていて、冬期には雪で覆われていたのだろうと想像できる。木道はひたすら続き、ずいぶんと手間暇かけて整備されていると感心する。
木道から左手に、ちらりと至仏山が見えるがガスですぐに消えてしまう。木道にミズバショウの花が現れ始め、徐々にそれが増えていく。木道は狭いので、写真を撮るために立ち止まると、後ろの行列がつかえてしまう。気を使いなら写真を撮ることになる。 鳩待峠から歩くこと1時間ほどで山ノ鼻にたどり着く。ビジターセンターや山小屋があり多くの人がこのあたりで休んでいる。小屋の周りで飛び交っている鳥はイワツバメのようだ。
山ノ鼻でトイレ(100円)を済ませて尾瀬ヶ原の散策へ出発する。尾瀬ヶ原も周知の通りひたすら木道で、土を踏むことは許されない。ミズバショウはそこら中で見ることができる。正面の燧ヶ岳に向かって歩いているのだが、まだ雲が多いため、なかなかその姿を見ることができない。しかし、ときどき雲の切れ目から山頂が見え隠れする。
牛首分岐からヨッピ吊り橋の方へ歩き、ヨッピ吊り橋渡ってすぐに引き返した。もう少し先へ行けば新潟県境だったが、今回は群馬県ぎりぎりの所を歩いている。竜宮小屋まで歩き、小屋の前のテーブルで休憩した。いつものようにカップ麺とおにぎりが昼食である。小一時間休んで、山ノ鼻へ向かう。 途中、竜宮の入り口というのがあり、沢の流れが穴に吸い込まれ、木道を挟んで反対側の穴から渦を巻くように出てくるところがある。池溏が地下でつながりサイフォンの原理で水が流れるのだろうが、ここを通る人は珍しそうに眺めている。
尾瀬ヶ原で最もミズバショウが群生していたのは、山ノ鼻の北西にある周遊木道の所である。ここはあまり人が寄りつかないところだが、ミズバショウの密集地帯は見応えがある。ところどころにリュウキンカの黄色い花が咲いていて彩りを加えている。
昼近くになると、尾瀬ヶ原を訪れるハイカーはピークを迎える。我々もそろそろ戻らなければならない。山ノ鼻のトイレは大行列で、なぜか男の方が長い列で並んでいる。ビジターセンターを見学してから、鳩待峠に向かって木道を登った。登りも下りも渋滞ができていた。途中、救助隊のような人たちが小走りにすれ違い、上空ではヘリが飛び、木道は滑りやすいなどと注意を呼びかけていた。 鳩待峠でツアーバス組の仲間と別れ、乗合タクシーで戸倉の駐車場へ戻った。近くの温泉はすごく混むというので、どこにも寄らずに横浜の自宅へ帰ることにした。当初は翌日は日光あたりの山へ行こうかと思っていたが、気乗りしなかった。帰りは渋滞もなく、17時には帰り着くことができた。
Camera:CANON EOS 6D
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