週末は野山にいます


桐生市の山

▲根本山(2013.6.15)
▲鳴神山(2014.11.22)
▲茶臼山(2023.1.21)
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吾妻山-ぐんま百名山

吾妻山-ぐんま百名山

桐生の最高点から市街を望む

桐生の最高点から市街を望む

【吾妻山山頂からの眺め】

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○山行情報
日程 2023年1月21日(土)
山名(山域) 吾妻山(上信越
入/下山地 吾妻公園駐車場
メンバー 単独行
行動時間 1時間49分
歩行 距離登り下り歩数
5.3km390m390m---歩

吾妻山マップ

○コース(タイム)

吾妻公園(08:32)-トンビ岩-(09:17)吾妻山-女山-村松峠-(09:59)村松峠登山口-(10:19)吾妻公園

 《山概略》
 吾妻山は全国各地にあるが、この吾妻山は群馬県桐生市にある標高481mの山である。市内最高峰の山であり、住宅地に囲まれ、一画は吾妻公園となっているため、市民に親しまれる桐生市の代表的な山である。

 《アプローチ編》
 横浜の自宅を朝5時前にマイカー出発し、3時間半かけて桐生市の吾妻公園駐車場(無料)に到着する。混み合うことが予想される駐車場だがこの時間では半分ほどが空いている。しかし、登山準備をしている間に、次々と車が駐車場に入ってくる。




 《吾妻山へ》
 駐車場をでて車道を右折する。ここから車は進入禁止の林道だ。砂利道を進むと関東ふれあいの道の指導標がある。桐生市役所から吾妻山までは関東ふれあいの道のコースとなっているようだ。神奈川県の関東ふれあいの道はほぼ歩いているので、群馬県もいずれ歩き通すことになるかもしれない。
 右手の窪地は吾妻公園だろうか、庭園のように整備されている。そこを回り込むように道は続いている。つづら状の上り道となり、杉の木が一本倒れて道を塞いでいる。その木を乗り越え道なりに進んでいく。橋があるのでそれを渡る。橋の下は道路だった。



 幅広の道を緩やかに歩いて行くと、吾妻山の登山口がある。ペンキ缶に札のようなモノが多数入っていたので近づいてみてみると、花の名札だった。春になると咲いた花の近くにこれを刺すのだろう。冬の間こんな所に保管しているのだろうか。登山口にある温度計は5度を示していた。
 登山口からは岩の多い急坂となる。少し上ると、男坂と女坂に分かれるので、女坂の方へ進む。階段状の道を進むと眺めの良いトンビ岩があり、桐生市街を一望できる。「桐生は日本の機どころ」と知られ、千二百年前に宮中から嫁いだ白滝姫が広めたという伝説があるようだ。



 トンビ岩で眺望を楽しみ再び登り続ける。ロープもある急な岩場から緩やかな道に変わり、再び男坂と女坂に分かれる。急登攀という男坂の方へ進んだ。ひと登りすると稜線に出て、やがて山頂に到着する。
 吾妻山山頂(481m)は東の方向だけ開かれ、桐生市を一望できる。市内を桐生川が流れ、その川に沿って低い山並みが続いている。山頂にも温度計が有り、3.2度を示していた。



 山頂から北東方向の稜線を進む。ここからは歩く人はほとんどおらず、街に降りるまで誰とも会うことはない。稜線は樹林帯で眺めはなく、登り返した先のピークにはレーダーの反射板が有り、堂所山(483.7m)となる。この日の最高地点だ。
 堂所山からは冷たい風が強く、緩やかに下りながら風が弱くなるのを期待する。村松峠から右手に宮本町への降り口があるので、そこを降りていくと風は無くなる。植林帯の谷筋の下り道で、急に静かになる。鳥の鳴き声もなく、ほとんど無音で不思議な世界だ。道は荒れていて、どこが道だか分からないような所もある。



 樹林帯を抜けると林道に出るのでその道を進む。周りはフォレストベンチャーという会社だか施設のようだ。道はやがて街に出て、八坂神社がある。その神社の前の道を茶臼山に沿って進み、やがて、車で通った道に合流し、吾妻公園へ向かう。光明寺の前を通り、坂を登ると駐車場が見えてくる。
 駐車場は満車で、やってくる車は後を絶たず、駐車場を一周して出て行く。なるべく早く空けてやろうと、車に乗るとすぐに次の山である茶臼山へ向かった。

○当日泊の宿
ルートイングランティア羽生★★★★
ルートイン羽生 場所:埼玉県羽生市西3-19-3
電話 : 048-560-3555
料金:1泊朝食 6,120円(全国旅行割適用)
大浴場:有り
その他:珈琲自由
Camera:CANON EOS 90D