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霊仙山−滋賀県の山 霊仙山−滋賀県の山 帰省立ちより雪山山行のはずが 帰省立ちより雪山山行のはずが 【七合目付近でようやく雪山】
コース(タイム)駐車SP(8:32)−1合目−(10:22)4合目(10:43)−折り返し(11:26)−(12:38)4合目−(14:15)駐車SP
《山概略》
道は谷筋の左斜面を登るようになり、やがて一合目の二本杉の巨木がみえてくる。道標には柏原駅より3.9kmとあり、ずいぶんとアプローチの長い一合目である。ここで休憩を取る。 二本杉から道は尾根になる。相変わらず雪はなく道は落ち葉で覆われている。二合目の道標を通過し、周りの山なみも見えてくる。三合目を通過し、右手に琵琶湖が見えてくる。そして、このあたりの杉の木がどれも幹の周りにビニールテープが巻かれているのに気がついた。何かのおまじないだろうか。鹿が食らいつくのを防いでいるのだろうか。この不思議な光景はしばらく続いた。 避難所代わりのコンテナが置かれた四合目に到着する。ここに来てようやく積雪が10cmほどになり、雪山らしくなる。振り返って見える伊吹山の方は雪が豊富で真っ白である。この日は曇天だが景色はよく見えている。コンテナの中に入り休憩し行動食を取る。
コンテナの四合目を出発する。左手に林道が見えてくる。夏は車で上がってこられるのだろうか。99年の地図には林道は載っていない。六合目を通過すると樹氷が現れる。太陽の陽が当たりキラキラと綺麗だなと思ったのも束の間で、それらがバラバラと降ってくる。それも一瞬ではなくしばらく降り続いた。地面はエビの尻尾のような樹氷のかけらで覆われていた。 この日は仲間の都合で時間制限があったため、七合目あたりで引き返すことになった。初めての山なら1人でも登頂したのだが、前回同じメンバーで山頂まで登ったことがあるので、皆と下ることにした。来た道を戻り、途中眺めのいい雪の上で行動食休憩した後、駐車スペースまで下った。この日は条件の良い登山日和だったが最後まで他の登山者を見かけることはなかった。
【樹氷と伊吹山】 Camera:SONY DSC-WX1
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