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鶴居村の鶴-北海道 鶴居村の鶴-北海道 頭上をかすめて給餌場へ 頭上をかすめて給餌場へ 【伊藤サンクチュアリにて】
《鶴居村のタンチョウ》
《二日目》 まだ暗い朝4時にホテルを出発。音羽橋へ行き、場所取りのため三脚を立てた。まだ真っ暗で何も見えないが、川の向こうにツルがいるらしい。明るくなって超望遠(400mmX1.6X1.5)のカメラを覗くと遠くに多くのツルの姿が確認できた。8:00の朝食に間に合うまで撮影。 ホテルで朝食後、伊藤サンクチュアリへ。この時間は寝床から飛来してくるところで、着地するところを撮ることができる。小一時間撮影し、塘路湖近くのサルボ展望台へ移動する。
サルボという地名はアイヌ語で小さい葦原という意味で、この山の中腹に展望台がある。この日からSL冬の湿原号が運行されるため、高台の展望台から蒸気機関車を撮影することにしていた。下の駐車場から展望台までは10分弱で登ることができる。展望台からは塘路湖や塘路駅の方を見渡すことができる。この辺り一帯は釧路湿原でもある。蒸気機関車は塘路駅を出て左へカーブするところが撮影ポイントである。もうもうと蒸気をあげる超望遠で撮影した。 サルボ展望台から下り、塘路駅近くの丹頂というラーメン屋で昼食をとる。この辺りでは昼食に選択肢はあまりない。店内はSLの写真などが多く飾られていた。 昼食後は屈斜路湖へ行く。この湖はこの地域では珍しく凍結しない。湖畔から温泉が出ているのが影響しているのだろうか。白鳥が波打ち際に並んでいる。この白鳥はシベリアから飛来してきたようだ。 伊藤サンクチュアリに戻り撮影を継続する。日没が近くなるとタンチョウは次々と飛び立ち、寝床に移動するようだ。しばらくとっているうちに、ほとんどの丹頂が飛び立っていった。一羽残っているが、ケガをしたのか飛べないようだ。
《三日目》 この日は朝食を終えてから音羽橋へ移動。このタイミングでの音羽橋はタンチョウが飛び立つところだ。川に沿ってこちらの方へ飛んでくると、頭上すれすれに通過していく。カメラは超望遠で撮っているので、近くに来ると撮れない。急遽iPhoneを取り出して撮影する。 音羽橋が見える展望台に移動すると、北西の方向には阿寒富士と雌阿寒岳の眺めが良い。多少距離があるのでアップで撮ると靄が目立つ。
いったんホテルに戻って荷物をまとめてチェックアウト。つるぼーの家(鶴居村のアンテナショップ)に立ち寄り、雌阿寒岳の麓のオンネトー湖へ。駐車場は以前、雌阿寒岳を登った時の登山口のあたりだった。下山時に入ったオンネトー温泉景福の建物が見えている。20年以上たってもあまり変わっていないようだ。
オンネトー湖までプチハイキングをし、続いて阿寒湖へ行く。途中、昼食は両国というミシュランでも紹介された店で鹿丼を頂く。阿寒湖の湖面は凍結し、雪原のようになっている。湖があるとは思えない光景だ。いくつものテントが立っているが、ワカサギ釣りだろうか。湖の奥には雄阿寒岳がそびえている。 阿寒岳を後にして釧路空港へ向かってもらう。今回レンタカーの運転は北海道出身の仲間に頼ったが、真冬の北海道の運転はそれほど恐れる必要もなさそうだった。次回からは自力で運転することになるだろう。
【雪裡川からの飛翔】 Camera:CANON EOS 6D Mark II, EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
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