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後方羊蹄山-日本百名山 後方羊蹄山-日本百名山 二度目の羊蹄はきつかった 二度目の羊蹄はきつかった 【火口壁の稜線】
コース(タイム)真狩駐車場(04:50)-(07:20)六合目-(09:39)真狩コース下山口-(10:51)後方羊蹄山-(11:40)真狩コース下山口-(14:55)真狩駐車場
《山概略》
《後方羊蹄山へ》 駐車場を出発し、羊蹄山に向かう舗装道を歩く。右手にトイレがあり、登山道の案内板もある。北海道の山にしては珍しくクマ注意の記載が無いので、安心して登ることができそうだ。歩道を砂利道に変わり、右カーブする手前の左手に登山口がある。
エゾマツやダケカンバの生い茂る森に入り、緩やかに登っていくと一合目の標識がある。すでに20分以上歩いているので、山頂が遙か彼方であることを思い知らされる。二合目を過ぎたあたりで南東方面に尻別岳が見えてくる。 指導標は二合半という中途半端なものが有る。樹林の中の登りは続くが、時々見える背景の風景は徐々に見通しがよくなり、洞爺湖や内浦湾の先にある駒ヶ岳も見えてくる。
歩き始めからちょうど2時間で五合目を通過する。ダケカンバの森の中はつづらの登りとなる。九合目を越えてようやく周りの見通しがよくなり、避難小屋や雪渓が見えてくる。岩場で休んでいると、シマリスだろうか、目の前を通り過ぎたのでとっさに写真を撮った。後から写真を確認すると枯れ葉のようなものをくわえていた。 先ほど見えた雪渓を通過する場面があるが、登山道の部分は数メートルなので問題は無い。しかし下りの時にこの場所で思いっきり尻餅をついた。傾斜があり滑りやすくなっている。
ようやく稜線というか火口壁に出る。おもったが山頂は火口壁の反対側で、右に行っても左に行ってもほぼ距離は変わらない。右手は岩場のコースとなっている。すでにかなり疲れていて、もうここから下ろうかとも思ったが、気を取り直して左の旧小屋跡経由のコースで御鉢巡りをすることにした。 羊蹄山の火口周辺は雄大で広い。ザレ場を歩いて行くと、小屋跡のコンクリートの残骸がある。雪渓を通過し、ハイマツの間を進む。比羅夫からの登山道と合流し、火口の縁を歩いていくとガレ場の中に三角点がある。もちろん一等三角点だが、点名は真狩岳(1892.7m)である。 羊蹄山の山頂はまだ先で、200mほど先にある岩が積み上がったところに山頂の標柱(1898m)が立っている。ちょうど周りはガスに覆われ、眺望を見ることはできなかった。引き続き御鉢を進んだ。
山頂から先は岩場の連続である。岩のマーカーに従い、右へ左へと岩場を回り込みながら進む。振り返ると、岩場の山頂にはまだ多くの人が登っていくのが見える。火口の下には雪渓と水たまりがある。羊蹄山は死火山と言われてきたが、2003年に活火山に変更されている。最後の噴火は約1000年前のようだ。 2時間かけて御鉢を周り、真狩コースの下山口に戻ってくる。一休みして一気に下山するが、それでも3時間以上かかって下山する。駐車場から羊蹄山を見返すと、すっかりガスに覆われほとんど見えない状態だった。 下山後は真狩の温泉に入ろうかと思ったが、月曜は休業だったので断念。この日宿泊予定である、ルートイン室蘭の大浴場で汗を流すことにする。
Camera:CANON EOS 6D Mark II
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