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ニセコアンヌプリ-日本三百名山 ニセコアンヌプリ-日本三百名山 雲海に浮かぶ羊蹄を望む 雲海に浮かぶ羊蹄を望む 【駐車場から見たニセコアンヌプリ】
コース(タイム)五色温泉(5:21)-(6:30)ニセコアンヌプリ(6:50)-(8:15)五色温泉
《山概略》
《ニセコアンヌプリへ》 駐車場にはインフォメーションセンターがあり、ニセコアンヌプリの情報が得られるのだが、まだ朝が早いため閉まっている。下山してからここでマップなどをもらうことになる。 駐車場を出発し、道を横切りニセコ野営場の方へ行く。林道を道なりに進んだが、間違ったようで引き返す。野営場の駐車場の所まで戻り、再確認すると、舗装道の脇に赤い旗の立つ登山口を見つけた。登山口には登山ポストがある。
登山道は沢の跡のように丸い石が転がっている。頂上まであと2500mと書かれた道標があり、今日は楽な山だと再認識する。しばらく樹林の中を歩き、見返坂との分岐を通過する。左手に視界が開けてくると下界は一面の雲海だ。雲海の上に浮かぶかぎ鼻のような山は昆布岳のようだ。 あと2000m地点を越えると、両脇は笹に囲まれた道となる。空も明るさを増し、朝日を浴びたニセコの山々や、五色温泉周辺の建物や駐車場が小さく見えてくる。 道には様々な花が咲いている。登りはコンデジで写真を撮っているが、下りは一眼レフで撮るので、花はなるべく下りで撮るようにする。頂上まであと500mを通過し、正面に続く尾根上の道の先に山頂が見えてくる。
山頂までは黄色いエゾゼンテイカのお花畑が続く。ニッコウキスゲとどう違うのか分からないが、北海道だからそう呼ばれているのだろうか。ニセコアンヌプリ山頂(1,308m)に到着すると、すぐ正面に雲海に浮かぶ後方羊蹄山が見える。この山の名前だけは間違えようが無く、綺麗な円錐形の形をしている。雲海の上に浮いているのだが、その山頂部分にも雲がまとわりついている。
山頂には一人の男性と二人の小さい子を連れたお母さんが来ていた。三人親子は日の出を見に来たと言っていたが、夜道を女子どもだけで登ってきたのだろうか、ずいぶん元気だ。山頂の奥には避難小屋があり、その反対側まで行ってみると、ニセコ観測所と書かれたコンクリートの基礎のようなものがある。このときは気象観測所と思って言うたが、後に調べると、そこが零戦の実験施設だったようだ。
下山は来た道をゆっくり下る。雲海はまだ消えず、山の上だけが晴れている状態だ。北海道の山は、少し登っただけで北アルプスのような光景が見られるのが特徴だ。登山者も多くはなく、静かな登山を楽しむことができる。 駐車場に戻り、インフォメーションセンターでマップなどの資料を頂いてから、黒松内の温泉へ向かった。
Camera:CANON PowerShot S100
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