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衣笠山−神奈川県の山

衣笠山−神奈川県の山

神奈川の桜の名所はお祭り騒ぎ

神奈川の桜の名所はお祭り騒ぎ

【衣笠山公園展望台から】

衣笠山公園展望台から

山行情報
日程 2010年04月04日(日)
山名(山域) 衣笠山(三浦半島)
入/下山地 衣笠駅/市民病院前
メンバー 単独行
行動時間 2時間10分
歩行
距離
登り
下り
歩数
8.8km 401m 412m 15,000歩
280x158

コース(タイム)

衣笠駅(10:05)−衣笠山−大善寺−(12:14)市民病院前=逗子駅

 《山概略》
 日曜の朝、テレビを見ていると日本各地の桜の中継が行われていた。その中で神奈川県の衣笠山公園の桜が紹介されていた。そう言えば衣笠山には行ったことがないことに気がついた。我が県内で未踏の山があることは不本意である。早速外出の準備をして衣笠山へ向かった。

 《アプローチ編》
 衣笠山はJR横須賀線の衣笠駅が最寄りである。駅前から衣笠山公園入口までバスで行くこともできるが、それほど距離があるわけではないので歩くことにした。駅前に出て右に曲がって商店街のアーケードの下を歩いた。街中の道はわかりにくいので、iPhoneのマップ機能で現在位置を確認しながら進んだ。商店街から信号を右に曲がり県道26号に沿って歩いた。


衣笠駅
【衣笠駅】
   衣笠公園入口
【衣笠公園入口】

 JRの高架をくぐり、五番目の信号で右斜めに入る。衣笠山公園の看板があるのでわかりやすい。周りも公園に向かって歩いている人が多い。住宅地の中を歩いていき、指導標に従い右折する。指導標は大楠山ハイキングコースと書かれている。
 住宅地の坂を登っていくと沿道に桜の木が見えてくる。桜の花はすでに満開だ。道は途中から車進入禁止となり、警備員が二人道脇に立っている。桜のこの時期だけの車進入禁止だろう。道なりに歩いて行くと左手に衣笠神社がある。ひっそりとしていて、訪れる人は少ない。境内の狛犬の眼が赤いペンキで塗られていたのはイタズラだろうか。神社の先には左手に大きな碑がある。
 桜に囲まれた道を登り詰めると賑わいが増し、広場にはステージができて誰かが歌っている。衣笠さくらまつりが行われ、あちこちに露店が出てお祭り気分を盛り上げている。

第二展望台からの眺め 【第二展望台からの眺め】

 標高134mほどの山頂部分には鉄筋コンクリートの展望台があるので登ってみる。展望台の上には祠があるが、中に秘宝でも隠されているのか金網で取り囲まれている。展望台からは公園の桜が一望でき、横須賀湾の方も見渡すことができる。目の前にある小さい島は、無人島の猿島だ。
 展望台から西の方へ歩いて行くと、再び展望台がある。登ってみるとこちらの方が眺めが良い。緑の間に多くの住宅地がひしめき立っているのが見える。

第二展望台
【第二展望台】
   山道は幹線道路へ
【山道は幹線道路へ】

 衣笠山からは大楠山まで行くつもりだった。第二展望台から雑木林の中を下り、途中にある大楠山を指した指導標を確認しながら進んだ。山あいの道を下るとすぐ隣で道路が造られつつあるようで、造成が行われている。三浦縦貫道衣笠入口交差点にでて、反対側の小山が衣笠城址の様なのでそちらへ向かった。前の方でおばちゃんたちの集団が小山を登っている。
 衣笠城址は自然のままの林の中にある。案内板があり、衣笠城址は平安・鎌倉時代の山城であることが書かれている。このあたりは先ほどの公園の喧騒はなく、ひっそりとしている。ひと組のグループがシートを広げて食事をしていた。

三浦縦貫道衣笠入口
【三浦縦貫道衣笠入口】
   衣笠城址
【衣笠城址】

 衣笠城址から道なりに下っていくと大善寺にでる。案内板によるとこの寺には木造阿弥陀三尊像があるようだが、寺の中を覗いても見えなかった。住職を呼び出して見せてもらうわけにも行かず、あきらめて先へ進んだ。
 どうやら大善寺から歩く道を間違えたらしく、大楠山とは反対の方へ歩いてしまった。リカバリーの道があるかと思ったが、それも叶わず、車道に沿った歩道をひたすら歩いた。GPSを持っていたのに街中で迷うとは無念である。大楠山はあきらめてバス停を見つけ次第、帰ることにした。ところがなかなかバス停が現れない。周りは住宅地で、道は多くの車が行き交っているというのに。
 バス停はないが歩道だけはしっかりと続いていて、小一時間も歩くと国道134号線に突き当たった。信号を渡り、逗子方面へ歩くとようやくバス停が現れた。市民病院前のバス停だった。時刻表を見る間もなく逗子駅行きのバスが来たのでそれに飛び乗った。

《登山道の花》
オオイヌノフグリ ヒメオドリコソウ タチツボスミレ
 【1.オオイヌノフグリ】
 【2.ヒメオドリコソウ】
 【3.タチツボスミレ】

付近の山 大楠山(1996.11.23)、三浦富士(1997.01.26

Camera:EOS KISS X2

NOYAMA
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