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大山-千葉県の山 大山-千葉県の山 住宅地の裏山で大洋を一望 住宅地の裏山で大洋を一望 【山頂から東京湾を望む】
コース(タイム)坂田(10:42)-(11:11)大山(11:16)-(11:36)坂田
《山概略》
《大山へ》 用水路に沿った幅2メートル余りの生活道路を歩き始める。目の前には小高い山ともつかない緑に覆われた丘が見えている。まっすぐ正面に向かっていけば道は間違いないのだが、道なりに歩いて行くと神社の鳥居があり、そこをくぐって階段を登ると行き止まりだった。道中、山を示す道標はないので道は分かりにくい。少し戻って途中の分岐を探したが山へはいるような道は確認できなかった。 途方に暮れていると、地元の家族が歩いていたので走り寄って大山への登り口を聞いてみた。すると、目の前の民宿の壁に素って左に行けばよいと教えてくれた。よく見るとその壁際に大山コースと書かれた指導標があるではないか。先ほど近くまで来たときは全く気がつかなかった。
民宿庄次郎の白い壁を左に行くと、うっそうとした藪の中に小道が続いている。子どもの秘密基地のような道を進んでいくと、山道らしく登り道が始まる。一応お助けロープがあり、登りやすくなっている。少し登ると、大山頂上まで20分と書かれた指導標がある。
マテバシイなどの樹林に覆われ見通しのない尾根を歩いて行くと大山の山頂(193.6m)に到着する。山頂には一等三角点や房州低名山とかかれた道標がある。そしてなぜか脚立があるので、その上に乗って周りの景色を見回した。標高が200m足らずとはいえ、周りには遮るものがないので、見晴らしはよい。館山の海岸線や、海の向こうに結構大きく大島が見え、そしてよく見ると東京湾を挟んでうっすらと富士山の姿も見えている。
海に突き出た半島の山という性格上、大戦中は山頂付近に砲台があったようだ。それらしき施設は気がつかなかったが、冬でも緑が生い茂っているので、その中に隠れていたのかもしれない。山頂からは海から外敵が来ればすぐに分かりそうだ。 5分ほど周りの景色を楽しみ、車を駐めた場所も気になったので早めに下山した。来た道を戻る途中、何人かとすれ違った。地元に人が子連れで散歩に来ているような感じだ。下りは迷うこともないので、20分ほどで駐車場所にたどり着いた。
Camera:CANON EOS Kiss X6i
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