|
TOP > 大阪府の山 > ポンポン山
ポンポン山-大阪府の山 ポンポン山-大阪府の山 低山ながら凍結注意 低山ながら凍結注意 【ポンポン山山頂】
コース(タイム)神峰山口BT(09:10)-(10:30)本山寺-(11:31)ポンポン山(11:57)-(12:21)釈迦岳-(12:54)杉谷-(14:34)西向日駅
《山概略》
《ポンポン山へ》 バスを降りると原周辺案内図があり、八坂神社と神峯山寺、本山寺が紹介されている。ポンポン山までは神峯山寺と本山寺を経由することになる。しばらく住宅地を歩くので最初のコース取りがキモとなる。まずは目の前の信号を右に曲がって行けばいいようだ。 交差点を右に渡り、歩道のない舗装道を歩いて行く。左手には低い山並みが見えている。辻まで行くと指導標があるのでやや右の細い道に入っていく。その先に扉のある柵があり、そこから山道となるが、少し登ると車道に出る。 車道を緩やかに上っていくと、鳥居のような縄にシキミを結びつけた勧請掛というものがあり、そこをくぐる。周囲には五輪の塔や祠がある。東海自然歩道の案内板があり、更に車道を歩くと左手に神峰山寺の入口がある。神峰山寺は毘沙門天を本尊とする天台宗のお寺で創建は770年頃。境内をぐるりと見学し、再び車道歩きを続けた。
車道には本山寺を示す標識が何度も出てくる。車道の脇には山道もあり、車道と平行しているようだが、「東海自然歩道は舗装道」との案内があるので、あえて山道は歩かずに車道を歩き続けた。 車道をかなり歩き、左手に先ほどと同じ勧請掛があり、ようやく本山寺の入口となる。この寺も毘沙門天を本尊とし、創建は神峰山寺と変わらないが(両寺の関係は不明のようだ)、本山寺の方は日本三毘沙門として知られている。本山寺も境内を見学し、社務所で御朱印をいただく。ポンポン山へは境内を通り抜けて行くことができる。
本殿の右手に道があり、石垣に沿っていくと山のトラバース道となる。階段状の坂を登っていくと主道と合流する。道なりに進み、何度もクマ注意の張り紙を見る。道には徐々に雪が目立ってくる。すっかり雪道になる頃、地面が凍結して滑りやすくなったのでスパイクアイゼンを装着する。今回普通のアイゼンを持ってこなかったのは、アプローチが航空機だったからだ。スパイクアイゼンでも十分に役に立つこととなる。
道が左右に分かれ、左の方へ少し登ると眺めの良いポンポン山の山頂(678.7m)に到着する。すでに数人の登山者あり。山頂の説明によると、本来は加茂勢山と言うらしいが、山頂付近を歩くと足下がぽんぽんと響くことからその名がついたようだ。 山頂は雪が溶けてぐちゅぐちゅになっている。テーブルで少し休んでから、京都方面へ降りて行く。
下山はいくつかコースがあるが、東海自然歩道の道を降りることにする。途中、釈迦岳への分岐があり、立ち寄るかどうか迷いつつもそのまま通り過ぎたが、思い直して立ち寄ることにした。釈迦岳を通る道は、おおさか環状自然歩道でこちらから登ってくる人が多いようだ。 若干のアップダウンがあり、釈迦岳の頂上(631m)に到着する。小高い場所だが、眺望は全くない。万葉集に読まれる山だそうだ。
釈迦岳から東海自然歩道に復帰し、一気に下る。杉谷と言う集落に出て、ようやくスパイクアイゼンを外す。道は左右に分かれるが、どちらも東海自然歩道のようだ。左の方が高尾山まで続く主道だが、右の方がバス停が近そうなので、右へ進む。 再び長い舗装道歩きである。善峯寺の前を通過し、ようやく小塩のバス停に到着。しかし1時間に一本しかないバスは数分前に出たばかり。待つのも退屈なので駅まで歩くことにする。町中歩きはiPhone のマップが頼りである。一番近い阪急の西向日駅まで小一時間歩いた。この日は京都市内に宿泊し、翌日は大文字山へ行くことになる。 Camera:CANON EOS 6D
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |
ホームに戻る |