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簑島山-福岡県の山 簑島山-福岡県の山 初詣ついでに簑島山へ 初詣ついでに簑島山へ 【かつて島だった簑島山】
コース(タイム)行橋総合公園(12:50)-(13:23)簑島山-(14:14)行橋総合公園
《山概略》
《簑島山へ》 初詣で今井津須佐神社を訪れたその足で簑島山へ行くことにした。神社を出て北へと歩くと祓川に突き当たる。河口に近いところの橋を渡り、右に曲がる。堤防沿いに歩いて行くと道なりに左へ曲がり、右手に行橋総合公園が見えてくる。広い公園だがほとんど人の気配がない。元旦だからだろうか。 公園の前を通り過ぎ、左に海神社がある。その先で右に曲がると正面に簑島山が見えてくる。三つのピークからなる山で、かつては島だったことから、三つの島が簑島になったことが分かる。今歩いているところは戦後埋め立てられたものだろう。
道が突き当たるので左に進み、簑島小学校を回り込んで進む。小学校の門には二宮金次郎の像が建っている。山の方に向かって進むが、山の周囲には住宅が建ち並び山への入り口が分かりにくい。簑島神社と願船寺の前を通り過ぎ何軒目かの家の路地が入山口となる。 民家の路地を恐縮しながら進むと、右手は寺の裏側で墓地になっている。道は山道になり、坂を登っていくとすぐに峠のような場所に出る。案内板があり、覗いてみると蓑島地区保全林の案内図で、この山にハイキングコースが張り巡らされていることが分かる。 案内板から左の方へ行くと簑島山の山頂があるようなので、茂みの中へと入っていく。周りを見回しても道らしきものはないのだが、いずれ見つかるだろうと、半ば強引に藪の中に入り、道がありそうな所へ進んだ。少し登っていくと、立派な遊歩道に出ることができた。なぜ最初からこの道が無かったのか不思議だったが、先ほどの掲示板からもう少し海側に行ったところに道があることに後で気がつく。
遊歩道に出たのは良いが、どちらに進めばいいのか分からない。見当をつけて進み、途中の分岐で間違えて引き返したりしているうちに、山頂のような場所にたどり着いた。 簑島山の山頂(60.9m)には鉄塔が建ち、上を見上げると電波の反射板のようだった。地面には三角点のような標柱があり、鉄塔に簑島山と書かれたプレートが針金で結びつけられている。 遊歩道は山頂の先へ続いている。道なりに進んでいくと、先ほどの峠の掲示板の所に出ることができた。そのまま海の方へ下り、民家の間を通り抜けると砂浜に出る。山から下りてすぐに海というのもなかなか無い。目の前には瀬戸内海の一部である周防灘が広がっている。
砂浜を右手の方へ歩き、簑島山を回り込むように進んでいく。舗装道に出て、周防館という旅館の前を通る。山の南側から再び砂浜を歩くと、海岸線に沿って鳥居が二つ立っている。鳥居の先には神社があり、玉野井藤原朝臣邦吉発祥之地碑がある。碑文によると玉野井氏が1468年に朝鮮と交易を行ったとある。このあたりは海運で栄えたらしい。簑島にはやたらと神社や寺が多く歴史を感じさせる町である。
浜辺の神社から、先ほどの簑島小学校まで戻り、ちょうど簑島山を一周する。今川の河口の方へ歩き、行橋市魚市場の前を通る。その先を左に曲がり、しばらく道なりに歩くと左手に行橋総合公園が見えてくる。 Camera:CANON PowerShot S100
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