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馬ヶ岳-福岡県の山 馬ヶ岳-福岡県の山 官兵衛の城趾で地元は賑わう 官兵衛の城趾で地元は賑わう 【山頂より京都平野を望む】
コース(タイム)駐車場(14:33)-(14:45)登山口-(15:10)馬ヶ岳(15:37)-登山口-(16:12)駐車場
《山概略》
《馬ヶ岳へ》 駐車場の出口に馬ヶ岳の案内板があり、歩行ルートを確認できる。目の前にすぐ馬ヶ岳があるのだが、そこには向かわず反対側から回り込んで歩くコースとなっている。駐車場を出発し、車で来た道を少し戻る。みやこ処理場の前を通り過ぎると、横断歩道があり黒田官兵衛の幟が立っている。そこを右折し、しばらく道なりに進む。刈り取りの終わった田んぼや貯水池があり、里山のような雰囲気になる。 四辻に再び官兵衛の幟があり、馬ヶ岳登山道入口の指導標がある。未舗装の道を歩いていくと堀切のような場所を通る。右手に畝状竪堀群への道があるが、左に行くと馬ヶ岳の大谷登山口がある。
登山口にも幟があり、馬ヶ岳城跡の説明板や仮設トイレがある。車が一台このあたりに駐めようとしているが、狭いこのあたりで駐めるより、少し離れてはいるものの立派な駐車場があるのでそこに駐めるべきだろう。 登山口からは階段状の登りとなる。それ程急な登りではなくゆったりとした登りで歩きやすい。周りは雑木林で覆われている。道は綺麗に整備され、乗馬でも余裕で登れるような道だ。かつて城であった頃もこの道を人馬が通ったのだろうか。
土塁の跡を通り、馬ヶ岳山頂まで730mの道標を通過してしばらくすると、展望台に出る。腰掛けるのにちょうど良い岩がいくつかあるが、太閤岩や官兵衛岩と名前がついている。展望台からはみやこ平野を見渡すことができる。
展望台から少し下りになるが、ここでようやく二俣になった山頂が見えてくる。すぐに登り返しとなり、階段状に石で整備された道を歩く。これを登り切るとちょっとした広場で、ここが二の丸跡のようだ。平尾台の貫山方面が見えるが、山は雲がかかって見えにくい。二の丸には四等三角点がある。 二の丸から少し下って登り返すと大きな石碑が見えてくる。新田氏表忠碑で高さが3m以上あり立派な石碑だ。ここが馬ヶ岳の山頂(216m)であり、本丸である。山頂からは四方を見渡すことができ、敵軍が攻めてきたら一目瞭然だ。この山がこの地域の戦略拠点であることがよくわかる。馬ヶ城の峰続きの西には御所ヶ岳というピークがあるが、ここも7世紀後半に山城が築かれたことで知られている。
山頂でパノラマ写真を撮り、ほてった体を冷やしてから来た道を下った。登山口に近くまで下ると初めて親子連れの登山者とすれ違った。この時間で登って下りると暗くなっているかもしれないので心配だ。 駐車場まで無事に戻り、2013年の山登りを締めくくった。実家に戻り、つかの間の年末年始をゆっくり過ごすことになる。 Camera:CANON PowerShot S100
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