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大坂山−福岡県の山 大坂山−福岡県の山 アンテナ山は好展望 アンテナ山は好展望 【大坂山頂上】
コース(タイム)呉ダム(9:50)−(10:39)大坂山(10:55)−(11:35)呉ダム=(12:02)柿下温泉
《山概略》
《大坂山へ》 駐車場から車道を進んでいくと九州自然歩道の案内板がある。屑川町大坂まで3.1kmのコースだが、大坂山山頂までは2.2kmの道のりである。その案内板の奥には香春焼き窯元の藁葺き屋根の家が見えている。案内板に従い、道を左に曲がり橋を渡る。車道は右の方へ曲がっていくが、登山道はまっすぐに進む。 杉林の中を道なりに進み、林道を横切り再び山の中へ入る。再び林道に出ると右手に呉中平雪穴(町有形文化財)の案内板がある。登山道から離れて350mの距離があるので、見学はパスする。雪穴とは氷室のことで、冬の間に作った氷を夏場に販売していたようだ。史跡となったのは最近のことのようで、香春町の2010年1月の広報に紹介されている。
3回目の林道横断のところで道路は凍結していた。車で上ってきたら難儀していたかもしれない。更に3回林道を横切ると、道は尾根道になる。薄い雪を踏みながら一直線に尾根を登っていく。ちょっとしたピークに丸太で作った長いすが二基ある。そこから少し下ると、呉登山口からの登山道と合流する。 【山頂直下の直登】 山頂までは一直線の登りが続く。雪がうっすらと降り積もっていて、足跡も見られる。道に沿って電柱が立っているが、山頂のアンテナ施設への送電だろうか。 山頂すぐ手前にアンテナの施設があり、石の祠もある。頑丈そうな石の祠は観音開きの扉が反対側にあり、覗いてみると剣菱の一升瓶が置かれていた。 大坂山頂上(573mm)は丸い山頂で、眺めが良いのだが、若干木々が低い位置に茂っているので、背伸びをすれば四方を見渡すことができる。一番わかりやすいのは香春岳である。一の岳は今でも採掘が進んでいるのだろうか、山の半分は欠け、露天掘りのような状態が見られる。右の方に目を転じると平尾台の山塊が見え、周防灘も見える。 山頂は多くの足跡があったものの、人は誰もいなかった。昨日の元旦の足跡だったのだろう。寒くなければ気持ちの良い山頂で、手軽に登って来られる山である。アンテナ群も山頂には遠慮して少し離れたところにまとまって設置されている。 【香春岳と福智山】 下山は来た道を戻るが、途中からは遠回りになるが車道を歩いた。駐車場に着くまで誰にも会わず、呉ダムの湖面ではボートに乗って釣りをしている人の姿が見られただけだった。車に乗り込み、柿下温泉へ向かった。国道201号線を飯塚方面へ走っていると柿下温泉の看板があるので左に曲がる。道なりに進み看板に従うと間もなく到着する。日本有数のラドン温泉は人気があるのか駐車場は満車状態だった。今年初の温泉となる福岡の天然ラドン温泉で健康を増進した気になり、風呂上がりには併設の食堂で石焼きビビンバを食べてから実家に戻った。
Camera:EOS KISS X2,SONY DSC-WX1
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