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御岳山-東京都の山 御岳山-東京都の山 レンゲショウマと花々 レンゲショウマと花々 【御岳のレンゲショウマ】
コース(タイム)御岳山駅(09:10)-七代の滝-(12:58)綾広の滝-(14:05)御岳山駅
《山概略》
御岳山駅では、レンゲショウマまつりと大きく書かれた看板が目に入る。売店ではレンゲショウマがらみのグッツも多く売られていた。駅舎から出て右の方へ行くと展望台がある。谷間にある麓の街並みが見えるが、今回のコースで眺望がみられるのはここだけである。 レンゲショウマ群生地入口と書かれたところから擬木の階段を登って行くと、さっそくレンゲショウマの可憐な花が咲いている。遊歩道に沿って多くの人が写真を撮っている。花はまだ満開ではないようだが、十分に咲いている。斜面の群生地で写真を撮るためしばし滞在した。
レンゲショウマの群生地から上の方へ上がっていき、道なりに進むと産安社があり、その隣には産安杉や二本桧の巨木が立っている。山道を進み、道脇には様々な花が咲いている。御岳山の夏の御三家として、イワタバコ、ヤマユリ、タマガワホトトギスがあるようだが、この日はいずれも咲いていた。 道はいったん住宅地の中に続く。茅葺屋根の立派な家があり、馬場御師家住宅だろうか。宿坊の一つである。参道のような道が続き、御岳神社への階段を上る。御岳山の山頂は、この神社の中にあるのだが(三角点はない)、今回は山頂をかすめて左へ回り込んで進んだ。 道は山道に変わり、分岐を七代の滝の方へ降りて行った。結構長く急な下り道が続く。濡れた岩場の道となり、やがて七代の滝に到着する。8段約50mの立派な滝で、足場も山肌もすべて岩で囲まれたところだ。イワタバコやタマガワホトトギスが咲いている。七代の滝は今回のコースで最も低い標高で約700mである。
七代の滝からは、鉄階段の登りとなる。長い登りで一列でしか通れないので、渋滞する場所だ。階段を登りきると天狗岩があり、沢に沿った道となる。沢は養沢川で、下流で秋川となり、多摩川となる。沢沿いの道は岩が多く、ロックガーデンと言われている。真夏にあって若干涼しく感じられる場所である。 ゆるゆると登って行くと、トイレのある休憩場所があり、多くの人が休んでいる。我々もここで小一時間休憩して昼食とした。
休憩場所の先に綾広の滝の滝がある。落差約10m。鳥居や石碑があり御岳神社のみそぎの行事で使われるそうだ。滝から離れて石段を登って行くと、ちょうど修験者が滝でみそぎ?を始めるところで、石碑に向かって祝詞を唱えているところが見下ろせた。 道はなだらかなトラバース道となり、御岳山駅の方へ続く。来た時に降りた道と合流し、御岳神社の階段を降りると御岳駅はすぐである。駅ではいつも乗客の行列ができているそうだが、この日はやはり人出が少ないらしく、すんなりとロープウエイに乗ることができた。 駐車場に戻り、今回の山行は無事終了。期待したレンゲショウマを見ることができ良かった。下山後の温泉はつるつる温泉に向かった。
Camera:CANON EOS 6D Mark II
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