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小坂志川本流-奥多摩の沢 小坂志川本流-奥多摩の沢 都会の暑さを逃れて 都会の暑さを逃れて 【ゴルジュを通過】
コース(タイム)小坂志林道(8:10)-(9:00)入渓点-二俣-(13:08)連行峰(13:48)-(14:12)作業道分岐-(15:48)小坂志林道
《山概略》
何度か橋を渡り、車止めのロープが張られたところが入渓点となる。沢に降りて、狭い河原で沢靴に履き替え、沢歩きを始める。初めは浅瀬の流れを歩き、やがて3mの滝が見えてくる。滝壺では釣り人が2人、無心に糸を垂れていた。このままじゃぶじゃぶと滝壺に入っていくとトラブルになるので、左手の斜面を巻いて滝を越えた。
小坂志川は難しい滝はなく、いずれも難なく登ることができる。ゴルジュも多く、狭い場所では沢は深くなり、腰まで浸かる場面もある。そしてけっこう距離が長く、3時間ほど遡行しなければならない。
水流は稜線直下まで続き、最後の急斜面を登ると稜線で、関東ふれあいのみちとなる。生藤山と和田峠の間で、以前歩いたことがある道だ。ピークの連行峰までは50mほどで、そこまで移動して休憩した。
連行峰は虫が多く、じっとしていると顔の周りを飛び回っている。この休憩で10ヶ所近く刺され、この後数日間はかゆみに悩まされることになる。虫除けを準備していなかったのが悔やまれた。 下山は、連行峰から直接下る三国峠みちの尾根を下った。駐車スペースまではバス通りまで降りて、回り込むような道となり、3時間近くかかるコースである。しかし尾根を下っていくと、右手に作業道を示す指導標があり、小坂志林道へのショートカットのような雰囲気である。もちろん地図には道はない。好奇心旺盛な仲間は是非ここを下りたい、ということでこの怪しげな尾根を下ることになった。
初めは踏み跡があった尾根ではあったが次第に藪っぽくなってきた。それでも尾根を忠実に下っていくと、思いがけず林道にでた。まだできて間もない林道だ。その林道を下っていくと、なぜか途中で途切れてしまった。不思議な林道だ。再び藪の急斜面を下っていくと、再び林道が現れた。その林道は下まで続いていて、入渓点の近くの沢沿いの林道へ合流することができた。 駐車スペースまで更に30分ほど歩いてこの日の行動を終えた。道中他の登山者とは全く会わなかった一日だった。帰りの温泉は瀬音の湯へ。まだ時間が早いのか、温泉は混んでいて入場規制で10分ほど待つことになった。
Camera:CANON PowerShot S100
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