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諭鶴羽山-兵庫県の山 諭鶴羽山-兵庫県の山 淡路の最高峰は神代の開山 淡路の最高峰は神代の開山 【諭鶴羽山頂からの眺め】
コース(タイム)諭鶴羽ダム(6:32)-(7:27)諭鶴羽山-(7:39)諭鶴羽神社-(8:51)諭鶴羽ダム
《山概略》
《アプローチ編》 横浜から福岡までのマイカー帰省の途中に立ち寄ることになる。前日は日本三百名山の熊伏山を登り、淡路SAまで移動して車中泊した。翌朝、淡路SAのスマートインターで一般道に出て、国道28号を南下した。円行寺の交差点を左折し、諭鶴羽ダムへ向かった。 諭鶴羽ダムはダム湖の周りに駐車場が点在し、どこに駐めて良いものか分からなかった。時計回りにぐるりと回り込んで、ダムを渡る手前に登山口を発見し、駐車場ではなかったが、そのあたりの広場に車を駐めた。地元の散歩している爺さんに確認すると、みんなここに駐めて登っているから大丈夫とお墨付きをいただいた。
《諭鶴羽山へ》 ダム脇にある登山口には諭鶴羽古道(裏参道)と書かれている。山頂経由で諭鶴羽神社まで二十八町、約3.4kmである。さっそく細い階段を登っていく。階段の先はスギの樹林帯。道脇には地蔵が置かれ、二十七丁と彫られている。牛内ダムからの道と合流し、近畿自然歩道の道標がある。
道は尾根道となり、緩やかな登りとなる。古い大きな道標を越え、神倉神社の前に出る。日本神話時代からの由緒ある神社のようだ。神社の前は多少眺望が開け、南方の山なみが見えている。 神社を通り過ぎると、再び樹林帯に入る。真夏でも多少は涼しくなりそうな道だ。単調な道を少しでも励ますためか、時々山域の自然を紹介する案内板がある。桜とホタル、鳥のなき声、動物のフン、固有の植物、生息する動物など。それらを読んでいくうちに、電波塔の前に出る。
電波塔から道は舗装道となり、右の道に入ると諭鶴羽山の山頂(608m)である。山頂には一等三角点や祠があり、ここまで全く見えなかった眺望が一気に開ける。霞でくっきりとは見えないが、南あわじの街並みや大鳴門峡を見渡すことができる。 山頂から奥の方へ進み、神社の方まで行ってみることにした。山の反対側へ降りていくことになる。道なりに進んでいくと、右手に天の浮橋遥拝所(標高520m)があり、その展望台に立つと紀伊水道に浮かぶ幼虫の様な形をした沼島が見える。
遥拝所から少し進んだところに、諭鶴羽神社がある。「羽生結弦選手金メダルおめでとう」と書かれた立て看板があるが、本人がこの神社で祈願をしたことがあるそうだ。最近はファンの間でこの神社が聖地となっており、訪れる人も多いそうだ。神社の奥には親子杉の巨木があり、ご神木となっているようだ。 来た道を引き返し、再び山頂で眺望を眺めてダムの方へ下山した。下りは多くの人とすれ違い、ダムの駐車スペースに戻ると多くの車が停まっていた。淡路島といえば玉ねぎが有名で、ちょうど新タマの季節である。道の駅で玉ねぎを買い求め、実家へのお土産とした。 この日は愛媛県のルートインに宿泊し、翌日は松山市の小富士山を登る予定である。福岡の実家に到着するまであと二日はかかることになる。 Camera:CANON EOS 6DMKⅡ
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