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加入道山-神奈川県の山 加入道山-神奈川県の山 下山はプチバリルートで 下山はプチバリルートで 【道志村からの加入動山】
コース(タイム)室久保川登山口(08:48)ー(10:31)加入道山(11:16)-馬場峠-(14:00)田代橋-道志村役場-(14:47)室久保川登山口
《山概略》
《加入道山へ》 駐車場を出発し、登り坂の舗装道を歩き始める。6年前はすでに雪道だったが、今年は全く雪の気配はない。道が左カーブするところの右手に加入道山の登山口がある。指導標は加入道山まで2時間、大室山まで3時間と書かれている。 道なりに進んでいくと、植樹地帯に入っていく。横浜市の水道局が中心となって平成13年に植樹が行われたようで、横浜市の各区ごとがエリアとして割り当てられている。ここは山梨県だが、横浜市は水源の多くを道志村に依存している。逆に道志村はその財源の多くを横浜市に依存しているのだが。 植樹帯を抜ける際に、鹿よけの柵の扉を二回ほど通過する。スギを中心とした森から落葉樹の森に変わり、すっかり葉が落ちた明るい森の中を進んでいくと、あずま屋がある。ちょうど汗をかいてきた頃で、休憩がてら上着を脱ぐ。
道は急坂となり、青空に向かって登るような感じとなる。突然富士の姿が見えてくる。冠雪して真っ白な富士の頭の部分だけで、手前には鳥ノ胸山が遮っている。富士はこの鳥ノ胸山からのほうが眺めが素晴らしい。今回のコースで富士が見えたのはこの場所だけだった。
道は尾根道からトラバース状の道となり、狭い斜面を渡る場面もある。ロープが張られ、土砂崩れの跡のザレ場は滑りやすく注意が必要な場所である。緊張してその場所を通り過ぎると、ようやく稜線に出る。右に行くと畦ヶ丸方面で、左が加入道山である。
稜線に出てから300mほど緩やかに登っていくと、加入道山の山頂(1,418m)に到着する。雪が溶けて水たまりやぬかるみの多い山頂である。座るような場所はないので、すぐ近くにある避難小屋の中に入って休憩する。小屋は比較的新しく、明るく綺麗である。 避難小屋で昼食&小休止の後、大室山方面へと歩いて行く。大室山までは行かず、途中の分岐で道志方面へ降りていくつもりだった。ところどころ雪が残る道を下って登り返し、木製の階段を登っていくと最初のピークにでる。特に目印はないが、そこから左の方の尾根を下った。ほとんど人が歩いてなさそうな道だ。
尾根から更に左の尾根へ道が分岐しているはずだ。道を探しながら進んで行くと、木の祠があり、それが目印かのように左へ降りて行けそうな場所があった。急な斜面を降りていくと、ヤセ尾根の明らかな道となり、そのまま進んだ。 白い岩が転がる沢に出て、しばらく沢に沿って下っていくと、人里近いキャンプ場のような場所にでる。このあたりも道が分かりにくく、ようやく林道をみつけて国道413号へと出る。車では何度も走った国道だが、歩くのは初めてである。歩道がない道を進み、道志村の役場の前を通り、道志の湯に続く左の道に入っていく。
道志の湯の手前からは、加入道山が一望できる場所がある。そこから見る山は単独峰のような感じで、どっしりとした加入道山を見ることができる。道志の湯を通り過ぎ、車を駐めた駐車場に到着する。 下山後は、道志の湯ではなく、紅椿の湯の方へ行くことにする。料金は若干高めだが、利用客が少なくゆったりできるからである。食堂のメニューも充実しているので気に入っている。今回はドライバーではないので、湯上がりにビールを飲ませていただき、至福の時を過ごす。
Camera:CANON EOS 80D
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