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鍋割山-神奈川県の山 鍋割山-神奈川県の山 山頂うどんは長蛇の列 山頂うどんは長蛇の列 【鍋割山頂からの富士】
コース(タイム)大倉バス停(07:59)ー(09:14)二俣-(11:26)鍋割山(12:56)-二俣-(15:38)大倉バス停
《山概略》
《鍋割山へ》 大倉のバス停では、登山届を出すように指導され、これから山に入る者はもれなく登山届を書かされてから出発することになる。レストハウスの前から車道を渡り、正面の道に入っていく。このあたりは住宅地だが、やがて畑ヶ広がるのんびりとした風景となる。道なりに進むと丹沢の山並みを見渡すことができる。今日は晴天で気持ちの良い空だ。 指導標に従い、二俣・鍋割山方面の左の道に入る。道はやがて林道となる。鹿よけの柵を越え、植林帯を通り抜けると西山林道に突き当たるので、右に曲がる。左手には車止めのゲートが見える。
長い西山林道歩きが始まる。前後には登山者がちらほらと歩いており、ときどきトレランの若者に追い抜かれる。最初の徒渉で木橋を渡るところが二俣で、休憩適地となっている。小休止の後、更に林道を進む。本沢に架かる橋を渡るとようやく林道は終盤で、やがて水置き場がある。ポリタンクに詰まった水を有志が山頂に持ち上げるために置いてあり、大きいものは4Lで数十本は置いてある。 水置き場からいよいよ登りが始まる。山頂までは2.4kmとある。沢筋の急坂のつづらを登っていくと尾根に出る。後沢乗越で、狭いが休憩場となっている。ここで一休みし、尾根を登っていく。山頂までは一直線だ。 尾根道の高度が上がってくると、左手に富士山の頭が見えてくる。登るにつれ富士の姿が大きくなる。冠雪した山頂部分には登山道のジグザグ模様がくっきり見える。道が階段状になると、やがて山頂に到着する。
山頂でまず目に入ってくるのが鍋割山荘の前に続く長い行列である。この山に登る登山者の目的は皆同じである。鍋焼きうどんを食べることだ。我々も富士の見える斜面に休息スペースを確保し、行列に並んだ(自分は荷物番だったっが)。数十人の行列で30分ほど待っただろうか、鍋焼きうどんのできあがり。料金は1000円。毎年1回くらいは食べているが、1997年の記録を見ると800円だったようだ。変わったのは料金と大行列だけで、小屋の様子やうどんの味などは全く変わっていない。 山頂で富士を見ながら具だくさんの鍋焼きうどんを美味しくいただき、下山する。下山ルートは大丸の方へ周遊して降りるという考えもあったが、うどんを食べて満足したので、最短コースの来た道を下ることになった。
昼過ぎの下山であるが、この時間でも登ってくる人はいる。小屋泊まりの客だろうか。水置き場まで下ると、大量のペットボトルは綺麗に無くなっていた。再び長い林道歩きが始まり、案外速いペースで大倉のバス停に戻った。バス停でも長い行列だったが、タイミング良くバスがやって来て、それに乗り込んだ。 下山後のお楽しみは、スーパー銭湯のさざんかである。小田急線に乗り換え東海大学前駅で下車して、歩いて5分ほど。小高い場所にあり、最後のひと登りが待っている。
Camera:CANON EOS 80D
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