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塔ノ岳-神奈川県の山 塔ノ岳-神奈川県の山 快晴の丹沢周遊トレーニング 快晴の丹沢周遊トレーニング 【塔ノ岳山頂で憩う】
コース(タイム)大倉(7:03)-(9:04)花立山荘-(9:42)塔ノ岳(10:23)-(12:00)烏尾山-(13:07)新茅山荘-(14:07)大倉
《山概略》
《塔ノ岳へ》 大倉でバスを降りると、空は真っ青の快晴だ。山頂からの眺望も期待できそうである。最近は晴れの日を狙って山に行くので、当然のことながら好天の確率が高い。バス停近くには入山届けの記入台があるので、専用用紙に記入して投函する。記入したコースは塔ノ岳からヤビツ峠まで縦走するコースだが、塔ノ岳から先はあまり考えて折らず、気ままに歩くつもりだ。 バス停から大倉尾根の登山口までは5分あまりの舗装道歩きである。登山口からはいよいよ大倉尾根の長い登りが始まる。長いと言っても何度も登っていると慣れてしまい、最近では長いという感覚はなくなっている。尾根の途中に何件か茶屋があり、それらを確認しながら登っていく。山小屋として営業しているのは、テラスのあるしゃれた建物の見晴茶屋である。
見晴茶屋から本格的な登りが始まり、緑の鮮やかな森林帯を歩く。尾根はほとんど登りだが、時折なだらかな道があり、息を整える。堀山の家が近くなると左手に富士の姿が見えてくる。まだ山頂部分は雪で覆われている。これから夏にかけて急速に溶けていくのだろう。 堀山の家からひと登りすると、樹林帯から抜けて青空が広がる。急な階段状の坂を登ると氷の旗が見えてきて、花立山荘に到着する。ここで富士見がてらに休憩する。ここではかき氷が人気のようだ。いつ来ても小屋の外では何人かが食べている。 花立山荘からもう一がんばり。金冷やしを経て、木道を進むと塔ノ岳の山頂(1491m)に到着する。広い山頂にはすでに数十人が休んでいる。朝早くから物好きが多いものだ。さて、人を見るより眺望である。滅多にない山頂での快晴で、富士はもちろん、南アルプスの雪の稜線もよく見える。丹沢も、丹沢山や蛭ヶ岳の小屋などが間近に見えている。 富士が見える場所で休憩して、表尾根の縦走に取りかかった。はじめ道が分かりにくかったが、向こうからも人が歩いてくるので迷うことはなかった。
表尾根のアップダウンはそれほど気にならない程度で、楽に歩くことができる。木ノ又小屋、新大日茶屋(休業)と続けて通過し、政次郎ノ頭(1209m)に到達する。ここから下山もできるが、もう少し進むことにする。登山道脇にはときどき花が咲いている。 行者ヶ岳手前の岩場は鎖場となっており、向こうから来る人たちは行列になっているようだ。今回最大の難所である。このあたりはシロヤシオの花が咲いていた。今がちょうど季節なのだろう。もっと奥深く入れば多くのシロヤシオを見ることができるのだが、この日はここだけで見ることができた。
行者岳は指導標が立っているだけである。そこを通過し、次のピークである烏尾山を目指す。表尾根は大山方面から来る登山者の方が多い。ヤビツ峠までバスがあり、駐車場もあるので、そこから塔ノ岳の方へ向かっているのだろう。その登山者が烏尾山(1136m)まで来たところで、いよいよ増えてきたので、そろそろ下山することにした。烏尾山荘のすぐ近くに尾根への下り口がある。マップ上は波線のコースだが分かりにくい道ではない。この尾根は初めて下ることになる。
尾根を下り始めると、今までの喧噪が嘘のように誰もいない静かな山道となる。周りは植林帯で急勾配である。作業道か登山道か分からない分岐がいくつもあるが、要所には一応指導標があり、それに従って降りていく。一本桜という場所には、ベンチがあり少し休憩する。このあたりはロープが張られ、迷わないように配慮されている。 1時間ほど尾根を下ると、新茅山荘の駐車場に出る。そこからは長い林道歩きである。途中、竜神の泉でのどを潤し、右手の大きな吊り橋を渡ると、大倉のバス停に到着する。目の前にはバスが来ていたが、次のバスに乗り、帰宅の途についた。いつもは東海大学前駅で途中下車して、お風呂にはいるのだが、この日はまっすぐ帰った。 Camera:CANON EOS M3
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