|
塔ノ岳-神奈川県の山 塔ノ岳-神奈川県の山 メジャールート天気良し、花も良し メジャールート天気良し、花も良し 【快晴の塔ノ岳山頂】
コース(タイム)大倉(7:02)-(9:01)花立山荘-(9:44)塔ノ岳(10:07)-(11:16)鍋割山-後沢乗越-(14:12)大倉
《山概略》
《塔ノ岳へ》 大倉ではまず、どんぐりハウスでスタンプラリーの台紙を300円で購入する。そしてどんぐりハウスの中にあるスタンプを押し忘れてはならない。6個のスタンプのうち2つは山ではないところだ。今日は塔ノ岳と鍋割山の山頂にある山小屋でスタンプを押すことになる。 大倉からしばらく車道を歩く。今日も快晴で青空が綺麗だ。富士の眺望が期待できるので、早く山頂に立ちたい気持ちだ。登山口までの車道は、車が行ったり来たりしているが、駐車場を探しているのだろうか。大倉の公共駐車場は開場が8:30からと遅いので不便なのだが、公共交通機関が充実しているので車で来る必要は無いだろう。 舗装道が二手に分かれ、左手の塔ノ岳方面へ進む。指導標は塔ノ岳まで6.4kmとなっているが、標高差で1200m登ることになるので、なかなか体力のいる山である。植林の中の道の脇には良く花が咲いているので、写真を撮りながら登っていく。
大倉尾根には観音茶屋を始め、山頂まで6軒の山小屋がある。5軒目の花立山荘まで休憩なしで登り、小屋前のテラスで眺望を楽しみながら休憩した。西の方には富士や愛鷹山がよく見える。塔ノ岳へ来るときはいつも曇っているが、今日は最高の天気だ。 長い大倉尾根も花立山荘まで来てしまえば、山頂はもうすぐだ。歩き始めると、左手に新しいトイレができていた。チップトイレのようだが、これから掃除をするらしく使用禁止となっていた。 鍋割山との分岐である金冷しを通過し、最後の坂を登っていくと、広い塔ノ岳の山頂に到着する。まずは奥にある尊仏山荘でスタンプを押し、富士が正面に見えるところで休憩した。眺望はさらに素晴らしく、南アルプスの山並みが一望できる。こんなによく見えたのは初めてでは無かろうか。聖岳、赤石岳、悪沢岳、塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳、仙丈ヶ岳とそうそうたる山々を確認することができた。
《鍋割山へ》 続いて鍋割山へ向かう。塔ノ岳山頂から登ってきた道を下ると、これから登ってくる多くの人たちとすれ違う。金冷しの分岐からは西の稜線を進む。樹相は落ち着いたブナの林となる。このあたりは大丸・小丸という地名がついているが、特にランドマークがあるわけではない。
小丸尾根分岐を通過し、秦野の街並みを見渡せる展望所がある。その先もブナ林の素晴らしいところで、途中小丸のピーク(1,341m)を通過する。新緑のこの季節は山の緑が一番綺麗に見える時期でもある。樹林の切れ間に富士が見えたり、蛭ヶ岳などの裏丹沢の山並みも見えてくる。そしてちょっとした坂を登ると鍋割山の山頂(1,273m)に到着する。 山頂は相変わらず人でごった返している。鍋焼きうどんを食べている人が多いのも見慣れた光景だ。まずは山小屋の中に入ってスタンプを押した。そして富士を望む緑の斜面に腰を下ろして休憩した。座ってボーッとしてると眠くなる。
今日は予定のスタンプを押し終えたので、後は下山するだけである。大倉までの最短下山ルートである後沢乗越経由の尾根を下った。この尾根はミツバツツジやヤマツツジが良く咲いている。後沢乗越からは左手の谷を下るコースになる。ガレ場を下り、沢を渡り、山小屋の水ボトル置き場を通過する。 道は林道に変わり、結構長い距離を歩かされる。登山ポストのある二俣には大倉まで4.0kmの指導標がある。林道を黙々と歩いて行くと以前はなかった車止めがあり、そこを出てから左に折れて少し進むと住宅地に出る。
住宅地の入口を右に曲がり、畑を見ながら道なりに進むと正面にバスターミナルのトイレが見えてくる。バス停には誰もいないと思ったら、バスは出たばかりだった。しかし、大倉のバスは少なくはないので、10分ほど待つと渋沢駅行きのバスは来た。帰りはお決まりの天然温泉さざんかに立ち寄り、お湯と食事を楽しみ、帰宅した。
Camera:CANON PowerShot S100, CANON EOS Kiss X6i
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |
ホームに戻る |