|
塔ノ岳・丹沢・鍋割-丹沢の山 塔ノ岳・丹沢・鍋割-丹沢の山 丹沢スタンプラリーに挑戦 丹沢スタンプラリーに挑戦 【塔ノ岳から丹沢山へ】
コース(タイム)大倉(7:02)-(9:34)塔ノ岳-(10:45)丹沢山-(12:06)塔ノ岳-(13:13)鍋割山-(15:40)大倉
《山概略》
大倉を出発しバカ尾根と呼ばれる大倉尾根に取り付いた。何度も登る尾根ではないが、もう何度も登っている。しかも登る登山者は多い。丹沢で一番登られている尾根ではないだろうか。植林帯に入るとスミレが咲き出しているのに気づく。テンナンショウも多い。
しばらく登っているとガスの中に突入する。このあと晴れることはなく眺望のない尾根歩きが続く。ときどき下山者とすれ違うが、昨日の大雨の中を登ったのだろうか。金冷しを通過すると、足もとに雪が目立ってくる。昨日の雨は雪だったようだ。アイゼンは必要ない程度だ。
塔ノ岳山頂に到着する。大倉から2時間半と速いペースで登ってきたが、途中何人も抜かれている。トレイルランの人たちに抜かれるのは仕方がないが、登山者に抜かれるのは情けない。体力が落ちているのだろうか。すでに汗びっしょりである。山頂の尊仏山荘でふたつ目のスタンプを押印し、休む間もなく次の丹沢山へ向かった。
尊仏山荘の左手に丹沢主脈は続いている。少し離れたところで立派な角を持った鹿がこちらをうかがっている。丹沢の鹿は珍しくはないが、見つけると写真を撮ってしまう。 塔ノ岳から丹沢山は多少アップダウンのある稜線歩きで気持ちの良い歩きができる。ガスっていて眺望がないのが残念だ。しかし左下には箒杉沢の白い河原が細長く見えている。
丹沢山頂はうっすらと雪に覆われていた。まずは、みやま山荘でスタンプを押した。山頂にはいくつかテーブルがあるがいずれも先客で埋まっていた。そのテーブルのひとつの隅を使わせてもらい、カップ麺とおにぎりで簡単な昼食を済ませた。 テーブルにいた女の子に声をかけると、大倉から蛭ヶ岳までピストンするそうだ。ずいぶんと健脚コースを設定したものだ。しかしこの時間で丹沢山まできているので問題はないだろう。
丹沢山から来た道を戻り、塔ノ岳を通過。金冷しから鍋割山方面へ向かう。大丸、小丸のある鍋割山稜はブナ林になっていて気持ちが和む風景が続く。 鍋割山に到着すると、鍋割山荘でスタンプを押す。山荘の中は名物鍋焼きうどんを待つ人たちでごった返していた。鍋焼きうどんの料金は1000円となっていたが、最近値上がりしたのだろうか。
鍋割山から後沢乗越経由で二俣に降りていった。このルートはあまり人が歩いていない。ときどき猛スピードで降りる人が通り過ぎていった。 二俣で小休止した。黄色い花がポツポツ咲いていて、アブラチャンのようだ。林道を歩くとサクラの木も多い。長い林道を歩き続けて、住宅地を抜けると大倉のバス停に到着する。 大倉到着はだいたい予定通りで、このまま残りのスタンプ(大山・伊勢原)を取りにいくことも可能だったが、その楽しみは次週に回すことにして、今回は温泉には行ってくつろぐことにした。東海大学前で途中下車して行き慣れた秦野天然温泉さざんかへ向かった。ここは温泉、ビール、定食で締めて1750円。いつもの定番ではあるが至福のひとときである。 今回、電車バスは丹沢フリーキップBを利用している。磁気カードのチケットだが、シャツの胸ポケットに入れていたため、汗でびちょびちょになり、ぺらぺらになってしまった。温泉に入っている間に乾いて堅くなったが、磁気情報は失われたようで自動改札は通らなかった。次回からはキップは濡らさないように気をつけなければならない。
Camera:NIKON COOLPIX P300
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |
ホームに戻る |