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高尾山-東京都の山
高尾山-東京都の山
シモバシラ見つからず残念
シモバシラ見つからず残念
【富士見台園地からの富士】
○山行情報 | ||||
日程 | 2020年12月19日(土) | |||
山名(山域) | 高尾山(高尾山稜) | |||
入/下山地 | 日陰 | |||
メンバー | 単独行 | |||
行動時間 | 2時間20分 | |||
歩行 | 距離 | 登り | 下り | 歩数 |
7.5km | 603m | 603m | ---歩 |
○コース(タイム)
日影(6:40)-(7:30)高尾山-(9:14)日影
《山概略》
冬の高尾山と言えばシモバシラである。シソ科の多年草で、茎からしみ出した水分が凍って花のような造形を見せてくれる。草の名前でもありその現象の名前でもあるのだ。12月下旬から1月上旬にかけて見ることができる。
《アプローチ編》
高尾山でシモバシラガ発生したとの情報をネットで見かけ、さっそくその週末に高尾山へ行くことにした。これまで高尾山といえば電車でのアプローチだったが、今回は初めて車で行くことにした。駐車場所は日影の林道脇で、キャパが少ないためできるだけ早く行くことにした。ところが早すぎてまだ暗いうちに到着。駐車キャパは8台ほどで、3番目だった。先客はまだ暗いうちから山へ入っているようだ。
《高尾山へ》
この日の日の出は6:46くらいだが、それより早く、ようやく薄明が始まった頃に出発した。林道の車止めには災害復旧工事で通行止めと書かれている。そこを越えて林道を進み、林道の路肩が崩れているところを通過する。工事はほとんど終わっているようだ。
トイレのある日影キャンプ場は、林道通行止めの影響か、冬期のためかわからないが閉鎖中だ。そこで、日影林道は登山者通行止めであることが判明する。理由は書かれていないが、日影沢の土砂崩れのためだろうか。仕方が無いので、左手にあるいろはの森コースを登ることにする。この道は初めて登るコースである。
いろはの森コースも良く整備されていて、途中ベンチなどもあり、あっという間に4号路の道に出る。木製の階段を上っていくと、いつもの舗装された高尾山への道に出る。その舗装道を歩いて行くと、あっけなく高尾山山頂に到着する。まだ朝早いので人はまばらだ。若者が多い。朝日を浴びて影が長い。水飲み場でハトが止まっていて、近づいても逃げようとしない。
高尾山山頂の先にある大見晴台からは富士山がよく見えている。雪は少なめだ。手前に観覧車が見えているのは今回初めて気がついた。
高尾山から城山の方へ進む。途中、富士見台園地からも富士がよく見える。稜線を下ったコルからは、北面の道を進む。ここからがシモバシラがよく見えるコースなのだが、意外なことに全く見つけられない。向こうからもシモバシラを探している人が近づいてきたので聞いてみると、今日は全く見られないらしい。なんともがっかりな話である。それでも、探しながら歩き続けたが、結局見つけられなかった。
城山の北面からは城山東尾根を下った。地図ではバリエーションルートとあるが、一般ルートと考えて差し支えないと思う。道は明瞭である。日影沢に降りる分岐にも指導標があり、間違うことは無いだろう。
斜面を道なりに下っていくとキャンプ場の横に出る。沢を越えてキャンプ場の中に入り、今朝歩いた林道に出る。駐車スペースに戻ると、車がびっしり駐まっていた。
Camera:CANON EOS M6