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古賀志山-栃木県の山
古賀志山-栃木県の山
自粛解除で登山を再開
自粛解除で登山を再開
【赤川ダムからの古賀志山】
○山行情報 | ||||
日程 | 2020年6月20日(土) | |||
山名(山域) | 古賀志山(上信越) | |||
入/下山地 | 森林公園駐車場 | |||
メンバー | 黒岩、山本、福島 | |||
行動時間 | 4時間50分 | |||
歩行 | 距離 | 登り | 下り | 歩数 |
8.0km | 540m | 540m | 11,000歩 |
○コース(タイム)
森林公園駐車場(08:31)-(09:43)富士見峠-(10:06)古賀志山-御岳山-猪落-(13:19)森林公園駐車場
《山概略》
古賀志山は栃木県宇都宮市にある低山で、主なピークに古賀志山・御岳・赤岩岳の三つがあり、これらを総称して古賀志山と呼んでいるようだ。麓の一帯は宇都宮市森林公園となっており、山頂にかけていくつかのコースが整備されている。ロッククライミングの練習ゲレンデとしてもしられ、週末には多くの訪問者で賑わう人気の山である。
《アプローチ編》
コロナ禍での緊急事態宣言が5/25に解除されたものの、都道府県をまたぐ移動は6/19にようやく制限解除となった。それまで高速道のETC割引も中止となっていたので、6/20は待ちに待った日程だった。梅雨時ではあるものの幸い天気は悪くなかった。
横浜の自宅を5時少し前に出発。東京越えの渋滞を避けるため出発は早ければ早いほどよい。幸い目立った渋滞は無く、スムーズに東北自動車道に入る。道を北上するとやがて筑波山や男体山の姿が見えてくる。
鹿沼ICで高速を下り、コンビニで食料を調達してから、集合場所である赤川ダム手前にある森林公園駐車場に到着する。駐車場は門が閉まっていたが、道路に沿った両脇にも駐車スペースがあったのでそこに駐車した。(駐車場は7:30に開場するはずだったが、かなり遅れて開場したようだ)
《古賀志山へ》
集合時間の8:30に予定のメンバーが集まり出発。車道を奥へと歩いて行く。左手にダムの堰が見え、遊歩道になっている。帰りはそこを歩いて戻る予定だ。ダムに沿って進み、道が二俣に分かれるので左に進む。しばらく木陰の道になり、小さな橋の所に古賀志山周辺地図がある。その地図に従い、川に沿って進むが、道は両岸にあり、どちらを進んでも良さそうだ。明るい整地されて間もない右岸の道を進むと、やがて森の中へ入っていく。
沢沿いの道を何度か徒渉しながら進む。所々に道標があり、分岐も多いのだが北コースを進む。植林帯に入ると仲間の一人の登山靴のソールが剥がれたため、テーピングテープで応急処置をる。自分も過去に一度だけ登山中にソールが剥がれたことがある。ソールが完全に剥がれても、ゴム底は残っているので、そのときはそのまま歩き続けても問題なかった。
道はガレ場となり、左右の岩場が切り立っている。落石の危険があるので速やかに通り抜けたいところだ。急坂を登り切ると富士見峠に到着する。植林に囲まれているので、富士はおろか眺望は全くない。峠にはベンチがあるので小休止する。
稜線は緑の中を歩く。表面の土が流れて、木の根が剥き出しになっているところを通過する。急坂ではロープが渡してある。分岐があり、北コースは右に曲がる。やがて上の方にコンクリートの建物が見え、古賀志山の山頂(582.8m)に到着する。山頂標識には旧名東ノ鳥屋山とも書かれている。二等三角点もある。眺望は木々の隙間から宇都宮方面がわずかに見えるだけだ。
古賀志山のピークからさらに稜線を進み、御嶽山へと向かう。赤い鳥居のある神社跡の前を通り、岩場を鎖やロープ、ハシゴを伝って進む。今回最も注意して行動する場所だ。岩場をクリヤすると、御嶽山のピーク(560m)である。標識には弘化3年(1846)木曾御嶽山勧請、旧名中ノ鳥屋山とある。
山頂からの眺望は御嶽山の方が良く、北西の男体山方面や、南東の宇都宮の市街地が良く見える。この日は雲が多く、遠くまでは見えないが、条件が良ければ絶景だろう。
御嶽山からは来た道を戻り、再び岩場を通り抜け、右手に下る南登山道を進む。しばらく階段状の下り道で、瀧神社との分岐では木々が伐採され視界が広がる。指導標は森林公園駐車場方面に進む。坂を下りきると車道に出る。車道を左に進み、車止めを通過する。しばらく車道を道なりに進み、右手の赤川ダムと書かれた指導標に従い再び森の中に入る。
森の中はすでに森林公園なのだろう。歩きやすく整備され、トリムコースと書かれた標識がある。分岐がいくつかあるが、どこを通っても駐車場にはたどり着けるようだ。テラスのある展望台に出ると眼下に赤川ダムが見えている。
赤川ダムの方へ下っていくと、湖畔に緑の広場があり、テーブルもあるのでそこで昼食にする。まわりでは家族連れや、自転車で走り回る姿が見られる。宇都宮市民憩いの場のようだ。
休憩後はダムの上を歩く。湖面の向こうには古賀志山岳を一望できる。山肌はところどころで岩肌がむき出している。そういえば朝の駐車場ではクライミング装備の登山者を多く見かけたが、彼らはどこで練習していたのだろうか。この日の登山コースでは彼らを見かけることはなかった。
ダムを渡りきると車道に出て朝のコースと合流する。下り道で見える駐車場は満車であった。駐車場に戻り、無事に登山終了。この後、いつもなら近くの温泉に入るのだが、まだ自粛することにし、駐車場で解散とした。自分は鹿沼市内のホテルに泊まり、翌日は男体山でも登ろうかと思っていたが、天気が悪かったため、朝はそのまま横浜の自宅へと帰った。
○立ち寄り湯情報 | |
鹿沼温泉 華ゆらり- | |
場所:栃木県鹿沼市栃窪1255(TEL:0289-65-1131) | |
泉質:アルカリ性単純温泉 | |
料金:550円・時間:10:00~22:00 | |
休館:無休 | |
食堂:有、露天:有、駐車場:200台 |
Camera:CANON EOS 90D