週末は野山にいます


秋田県の山

秋田駒ヶ岳(2010.8.11)
森吉山(2010.8.10)
乳頭山(213.8.11)
和賀岳(2013.8.13)
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秋田駒ヶ岳-秋田県の山

秋田駒ヶ岳-秋田県の山

一面ガスでも花を楽しむ

一面ガスでも花を楽しむ

【男女岳の山頂】

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○山行情報
日程 2023年7月1日(土)
山名(山域) 秋田駒ヶ岳(八幡平周辺
入/下山地 8合目BT
メンバー 林夫妻、山地、岡西、嶋田、中田、福島
行動時間 3時間50分
歩行 距離登り下り歩数
6.1km397m388m---歩

種差海岸マップ

○コース(タイム)

八合目小屋(11:21)-片倉岳-阿弥陀池-(13:21)秋田駒ヶ岳-阿弥陀池避難小屋-(14:08)横岳-焼森-(15:03)八合目小屋

 《山概略》
 秋田駒ヶ岳は秋田県仙北市と岩手県雫石町の境にあり、男女岳、男岳、女岳から成る複合火山の山で最高峰は男女岳の標高1,637m。地元では駒ヶ岳と呼ばれてきたが、木曽の駒ヶ岳と区別するために、秋田駒ヶ岳と呼ばれるようになったらしい。数百種類に及ぶ高山植物の宝庫で、日本二百名山のひとつである。

 《アプローチ編》
 前日は八戸で宿泊していた。その翌朝、八戸線、東北新幹線、秋田新幹線と乗り継ぎ、田沢湖駅に降り立った。仲間四人と合流し、10:05田沢湖駅前発のバスに乗り、駒ヶ岳8合目へ向かった。途中のバス停で二人合流し、駒ヶ岳8合目からは7人の大所帯で山頂を目指すことになる。
 秋田駒の当初の天気予報は雨だったが、日が近づくにつれ曇りに変わっていた。しかしながら、8合目に向かうバスが高度を稼ぐにつれ、ガスの中へと入っていった。




 《秋田駒ヶ岳へ》
 標高1300mの駒ヶ岳8合目はガスに覆われ、視界は数十メートル。下界と比べ温度はかなり低めである。小屋の中で準備を整え出発する。もう昼に近い時間だが予定通りだ。ここは13年前に来ているが、ガスのせいか当時の面影はほとんど無い。秋田駒付近の案内図があるところから山の中へ入っていく。
 始めは舗装道が続き、さっそくハクサンチドリの花が現れる。次々と現れる花々を撮りながらゆっくりと進む。赤い土の広場に出ると多くの登山者が休んでいる。片倉岳のピークらしく標識が立っている。左側には男女岳のピークが見えるはずだが、ガスで全く見えない。その男女岳を回り込むように登山道は続く。
 道は木道となり、右手に男岳がかすかに見える。秋田駒ヶ岳はいくつかのピークがあるが、今回は男岳には立ち寄らない。木道は阿弥陀池に続き、男岳の分岐を直進する。



 阿弥陀池避難小屋で昼食休憩とする。利用者の多い避難小屋だが、タイミングよく出て行くパーティーがあり、我々7人は収まった。薄暗い小屋の中で、簡単な食事を済ませてから男女岳へ向かう。
 避難小屋からは20分ほどで男女岳のピークに到着する。秋田駒ヶ岳の最高峰で、標高1637.4mで一等三角点がある。基準点名は駒ヶ岳となっているので、国内に数ある駒ヶ岳でここが本家かと思ったが、基準点名は重複しても良いようで、駒ヶ岳という基準点は複数あるようだ。



 男女岳からは来た道を下り、避難小屋の横を通り抜けて横岳へ向かう。それほどの登り返しはなく、三等三角点のあるピークを通過する。緩やかに下るとケルンのある焼森と言う場所に出る。周囲は砂礫地でコマクサが咲いている。しかしながらロープの先に咲いているので近づいて撮影することはできない。
 焼森からは8合目方面へ沢のようになった谷筋を下る。ハクサンシャクナゲが咲き、8合目小屋のあたりではニッコウキスゲがそこだけで黄色い花をつけていた。
 駒ケ岳八合目のバス停にはすでにバスが来ていた。15:15発のバスに乗り、高原温泉バス停で下車して今夜の宿であるプラザホテル山麓荘へ歩いた。
《登山道の花》
【1.ハクサンチドリ】
【2.コイワカガミ】
【3.オノエラン】
【4.ミヤマキンバイ】
【5.アカモノ】
【6.ミヤマキンバイ】
【7.コマクサ】
【8.ハクサンシャクナゲ】
【9.ゴゼンタチバナ】
【10.ハクサンチドリ】
【11.ニッコウキスゲ】
【12.ハクサンイチゲ】


○立ち寄り湯情報
プラザホテル山麓荘★★★★
準備中 場所:秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ケ岳2-32(TEL:0187-46-2131)
泉質:含硫黄 カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉(硫化水素型)
料金:9,150円
大浴場・露天:有り
その他:夕朝食付き
Camera:CANON EOS 6D Mark II