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大蔵経寺山-山梨百名山 大蔵経寺山-山梨百名山 温泉の町、駅から登山 温泉の町、駅から登山 【展望台からの眺望】
コース(タイム)石和温泉駅(9:17)-(9:30)大蔵経寺-(10:31)大蔵経寺山(10:46)-(11:54)かんぽの宿(12:39)-(12:45)石和温泉駅
《山概略》
高架を下りると交差点があり、横断歩道を渡ってから右折する。国道140号の雁坂道の歩道を東に進み、パチンコ屋があるので左折する。大蔵経寺山の案内板もあるので分かりやすい。左折すると正面に大蔵経寺山が見える。それほど高い山ではなく、あっという間に登れそうだ。山頂は見えず奥にあるようだ。 寺の手前に山の案内板があり、いくつかのコースが紹介されている。ピストンではなく周回することもできるようだ。右回りにぐるりと一周することにした。墓地の中に入ると、石和町の文化財である島田富重郎の墓がある。
階段を上っていくと物部神社があり、周囲は樫群生林で覆われている。冬寒い甲府盆地では珍しい植生だそうだ。物部神社を通り抜け、桜並木を歩いて行くとイノシシ避けのフェンスがある。大蔵経寺山登山口と大きく書かれているので、道は間違いないようだ。フェンスを開けて中に入った。 道は林道となる。再び山の案内板があり、道は二手に分かれる。左手の道に進み、落ち葉で埋まった道を歩いた。数分で山上宮社にたどり着く。スポーツ少年たちがたくさん集まっているようだが、登山道はその手前の右手の方へ続いていた。あまり明瞭ではない獣道のような道だ。
少し歩くと石がたくさん散らばっている場所に出る。ここが積石塚古墳群のようだ。古墳時代後期の渡来人墓制であるそうだ。簡単な石窟のようなものが作られていて、その中のひとつを覗いてみると、人骨ではなくゴミがたくさん詰まっていた。よくもまあこんな罰当たりな事ができるものだ。
駅から見る大蔵経寺山は近そうだが、実際はかなりの急勾配で思いのほか汗が出た。石の上に積もった落ち葉の上は滑りやすく何度もずるっとなった。道にロープを張ったところがあり、右手が山頂とかかれた指導標がある。この辺りで少し迷ったが、この間板のすぐ右手に登りの道が続いていた。そこからは5分ほどで大蔵経寺山頂(716m)に到着した。 山頂の周りは樹林帯のため眺めはない。三角点と山梨百名山の標柱がある。通常であればこの山頂からさらに岩堂峠や三ツ石まで足を伸ばすのだろうが、今日はここまでである。石の上に腰掛け休憩した。
帰りは登りとは別のルートで展望台の方へ向かった。このコースもあまり明瞭ではなく、赤テープが頼りである。正面には木々の間から御坂山塊と富士山が見え隠れしている。展望台は脇道にそれた先にあった。転落防止用のフェンスがあり、そこから正面に富士山が見え、その下に笛吹市内が一望できる。甲府盆地はうっすらと雲海の中にある。
大蔵経寺まで下り、駅までは来た道を戻る。駅の南側は温泉街だが日帰りの温泉施設はほとんど無い。事前に調べておいたかんぽの宿が日帰り入浴客を受け入れているので、そこまで歩いた。駅からは400mほどである。 立派な建物のフロントで料金を払って浴室へ入った。入浴料は15時を過ぎると安くなるのだが、そこまでは待てなかった。食事もこの宿でとれるがバイキングだったので、食べずに帰路についた。
Camera:CANON PowerShot S100
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