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本社ヶ丸−山梨百名山 本社ヶ丸−山梨百名山 こっちへピストン、あっちへピストン こっちへピストン、あっちへピストン 【アヤメと三ッ峠山の電波塔】
コース(タイム)橋本駅(7:00)=駐車SP(9:07)−清八峠−(11:11)本社ヶ丸(11:32)−大幡山−(14:05)三ッ峠山−(16:58)駐車SP=東尾垂の湯=(21:40)横浜
《山概略》 【笹子町黒野田の登山口】 笹子駅から歩くと1時間ほどかかるだろうか。ダートの林道を車で入り、登山ポストの近くで車を止めた。
尾根を登って振り返ると眼下に駐めた車が見える。周囲は激しく伐採が行われているので見通しが良い。大雨が降るといかにも土砂崩れが起きそうな尾根だ。先ほど車で通過したときに見た変電所からの電線が山を横断している。 登山道が雑木林の中にはいると、アジサイ系の花がよく咲いている。写真を撮りながら登っているうちに清八峠に到着する。左に行くと本社ヶ丸約40分、右は三ッ峠山160分とある。小休止の後、本社ヶ丸へ向かった。 【稜線からの360度展望】 岩場の手前で見通しの良い場所があったので、久しぶりにパノラマ写真を撮った。電波塔が立つ三ッ峠山の向かって尾根がうねうねと延びているのがよく分かる。まさかあの三ッ峠山まで行くことになるとは、このときは思いもしなかった。 【岩場を乗り越える】 山頂手前で一ヶ所だけ岩場を越える場面がある。一眼レフカメラを持ちながら越えたので不安定だった。 【本社ヶ丸山頂】 本社ヶ丸の山頂(1631m)には山梨百名山の木柱が立っている。本社ヶ丸は大月市の定めた「秀麗富嶽十二景」のひとつでもある。この日はあいにく薄い雲がかかっていて、富士山はうっすらと見える程度だった。 実はこの日は本社ヶ丸だけで下山すると思っていて、楽だなぁと思っていた。しかし元気な大山さんは三ッ峠山まで行くという。先ほど清八峠で三ッ峠山まで160分と書かれていたので、ここから3時間以上かかるところである。下山するまでは合計5時間以上かかりそうである。 《三ッ峠山へ》 清八峠までは来た道を戻る。清八峠から三ッ峠山方面には登りの道とトラバースの道がある。三ッ峠山を指している指導標がどちらの道か分かりにくいが、登りの道を進んだ。 間もなく清八山の標識があるピークに着く。目の前に三ッ峠山が見えているようだが大きな松の木がじゃまをしている。清八山を下ると右手に林道が見えてくる。稜線のすぐ側まで道が来ているようだ。 稜線のど真ん中に鉄塔が立ち、その下で休憩する。鉄塔のためにまわりの木が刈り取られて見通しが良くなっている。 三ッ峠山に向かっていくつかのピークを越えるためにアップダウンを繰り返す。長い急坂を登ると電波塔の施設がある御巣鷹山の山頂となる。山頂一帯を施設が占拠しているので、山頂を示す標識は見あたらない。ここまで来ると三ッ峠山はそう遠くはないはずだ。 林道を下り、鞍部のようなところは道の両脇に植物の保護のためにロープが張られている。そしてあたり一面はアヤメの花が咲き誇っている。 【三ッ峠山頂上付近】 再び電波塔の施設の横を通り抜ける。三ッ峠山にはいったいどれだけの電波塔があるのだろうか、白い反射板も何基かある。実はこの二回目の電波塔群付近に三ツ峠山の山頂(三角点)があることに帰ってから地図を見ていると気づいた。そのときはそのときはそのまま通り過ぎ、斜面を下った。 斜面を下ったところにある四季楽園(山荘)の前には自動販売機が置かれていた。さっそくコカコーラ(300円)を買って飲んだ。普段は飲まないが山で飲むコーラは実にうまい。この日はお茶と水を持ってきていて、コーラを合わせると1.5L飲むことになる。いつもより多めである。
本来の山頂から少し先に方位盤とともにベンチがある。そのベンチに座って休憩していると、ブヨが顔のまわりを集ってくる。そして眼や耳に突撃してくるのである。全くもってうっとおしい。何か対策はないのだろうか。ベンチからは屏風岩で岩登りの練習をしている若者達が見える。 ベンチ休憩は早々に切り上げ下山する。三ッ峠山の山頂部分は左に巻き道があるので、そこを通る。「三ッ峠・御巣鷹山中間」と書かれた指導標のところからは来た道を戻ることになり、写真を撮ることもなく黙々と下る。清八峠からの下りは長く感じたが、予想より早く5時には車のところまで戻ってきた。 立ち寄り温泉は、ふじの温泉「東尾垂の湯」へ向かった。車で走ること80分ほどかかるが、初めて入る温泉である。山あいの藤野温泉病院の近くにある源泉かけ流しという温泉だった。食堂も遅くまで開いているので満足できるところだ。
Camera:Canon IXY 910is,EOS KISS X2
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