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身延山-山梨百名山 身延山-山梨百名山 冷え込み強く信者も敬遠? 冷え込み強く信者も敬遠? 【身延山頂展望台からの展望】
コース(タイム)久遠寺駐車場(9:11)-久遠寺-(11:05)奥の院-北展望台-(11:30)奥の院駅
《山概略》
本殿の左側に進むと斜行エレベーターがあり、その先に再びトイレ、そして奥の院に向かう道が続いている。道はロープウエイ乗り場と奥の院参道に分かれ当然参道の方へ進む。道はアスファルトで車が一台通れる広さがある。さっそく急な登りが始まり、どこまで舗装道が続くのか、こことは別に山道の登りがあるのではないかと思いつつも道なりに進んだ。
少し登ると久遠寺を眼下に見下ろすようになる。山裾から雲が湧き出て山寺らしい。舗装道を歩き続け、道は大きくつづらで登っていくようだ。墓石がすし詰めになった一帯を左手に見、大杉の立つ丈六堂の前を通過する。 道の脇には廿二丁と書かれた石標が立っている。等間隔でカウントアップされているようだが、最終的に何丁まで続くのかわからないので気にすることはない。
山頂までにいくつかの宿坊の前を通過する。最初に金色の釈迦像が座る宿坊を通過し、道は舗装が終わり土の上を歩くようになる。三十五丁を過ぎ、道にはうっすらと雪が降り積もっている。法明坊を通過し、樹林の中の山道を進む。ときおり富士山の頭が見え隠れしている。
奥の院の建物が見え、展望台のようなところに到着する。正面には山なみの奥に富士がどっしりと構えている。その下には淡い雲海に包まれた身延の町並みや太平洋に向かって蛇行する富士川が見える。 展望台の後ろには階段が続いているので引き続き高みを目指す。思親閣と書かれた扁額のある門をくぐり、奥の院の裏手に進み、道なりに進むと北面の展望台に出る。こちらの展望台は日影になっていて地面は凍り付き、冷え込みも厳しい。展望写真を撮ろうとすると、低温のためカメラが動かない。なんとか手で暖めながら数枚の写真を撮った。眺望の山なみには低い雲が立ちこめているが、南アルプスが見えているはずだ。
ロープウエイ乗り場の方へ移動する。こちらは南面なので陽が当たって暖かい。展望テラスがあり、ここで初めて身延山山頂の標識がある。富士をバックに記念写真を撮るのに最適な場所だ。下からのロープウエイが到着し観光客が真っ先にこのテラスの方へ集まってきた。 下りは来た道を戻るのもつまらないし、このあとの予定もあるので一気にロープウエイで下ることにした。登りは2時間かかったが、下りは5分で久遠寺へ降りることができた。日蓮宗の総本山である身延山だが、信者の登山が全く見られなかったのは季節のせいだろうか、以前七面山に登ったときはお題目を唱える多くの登山者に圧倒されたものだが、そのときは真夏だった。 下山後は豊川の知人の家に行くことになっていた。よって温泉は豊川の本宮の湯に入ることになる。途中、奥浜名湖展望公園に立ち寄り浜名湖を一望したが、雲が多くあまりパッとしなかった。日が落ちてから到着した本宮の湯は年末の家族団らん風呂か、非常に混んでいた。
Camera:CANON PowerShot S100
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