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竜ヶ岳-山梨百名山 竜ヶ岳-山梨百名山 オフも人気、ダイヤモンド富士の山 オフも人気、ダイヤモンド富士の山 【竜ヶ岳山頂】
コース(タイム)本栖湖キャンプ場(9:18)-(10:19)石仏-(11:07)竜ヶ岳(11:50)-(12:47)本栖湖キャンプ場
《山概略》
《竜ヶ岳へ》 この時期の富士五湖周辺は氷点下の寒さで登山者などいないと思ったが、そうではなかった。準備をしている間も何人かの登山者が竜ヶ岳へ向かっていった。そして、大型バスがゆっくりと駐車場に入ってきたので、急いで出発した。 キャンプ場に続く舗装道路はうっすらと雪が積もり、凍結しているので滑りやすい。キャンプ場の入口にはトレッキングマップの掲示板があるので、今日のコースを確認するものの、南北が逆に表示されているので実に見にくい。
キャンプ場を通り抜け、早くも下山した人たちとすれ違う。指導標に従って進むとゲートがあるので通過する。竜ヶ岳周遊道路を少し歩くと、右手に登り口があり、登山ポストもここにある。 登山道の雪は積雪十数センチ程度で最近降ったサラサラの雪だ。すでに多くの人が歩いているので踏み跡やトレースは明瞭だ。登りは滑るようなところはなくアイゼンを付ける事はなかった。少し登ると眼下に本栖湖が見えてくるが、樹林の隙間から見える程度だ。今回のコースでは本栖湖がはっきり見えるところはなかった。
富士山方面は良く見えるのだが、肝心の富士の周りに雲が立ちこめ半ば隠れてしまっている。せっかく富士の眺望の山に来たのに富士が見えないのであれば非常に残念で不運を呪うところだが、このあと雲が取れてくるので幸運を喜ぶ事になる。 笹藪の登山道を登っていくとあずま屋が見えてくる。あずま屋周辺は遮るものが無く眺望が良い。富士山はもちろん、御坂の山なみと西湖や南アルプスも見える。あずま屋の後ろには祠があり、中には何体かの石仏が納められていた。
あずま屋から先はつづらの登りが続く。振り返るとあずま屋が眼下に見え、次々と登山者が登ってくるのが分かる。この日は天気も良く風もないので雪山登山には最適な日だ。登るにつれ富士の雲が取れていくので気持ちが良い。 道は笹原の雪道となり、本栖湖からの別の道と合流する。右手に八ヶ岳も見えてくる。見通しの良い緩やかな斜面を登っていくと、広い雪原の竜ヶ岳山頂(1485m)に到着する。
山頂にはいくつかテーブルがあり、雪が積もっていたが、それを排除して休憩した。カップ麺を食うべく、手早く湯を沸かし、おにぎりとともに昼食とした。休んでいるうちにも続々と登山者がやって来て、山頂は賑やかだ。 下山は本栖湖に下りる別のルートを歩いた。こちらは樹林帯で、眼下の本栖湖が木々の隙間から見えていた。下りの道もつづらになっているが、雪で覆われているので直滑降で下った。雪で覆われた県道まで下り、通行止めのゲートを越えて、舗装道を歩いて駐車場へ戻った。
この日は下部温泉へ泊まる事になっていたので、温泉は宿に着いてから入る事になる。それまで時間があるので湯之奥金山博物館を見学することにした。ここでは砂金取りの体験をすることができ、水槽の中の砂を専用の皿でより分けるのだが、これはなかなか楽しかった。初めは要領がつかめなかったが、後半は慣れてきて10粒ほどの金を収穫する事ができた。
Camera:CANON PowerShot S100
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