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竜ヶ岳-山梨百名山

竜ヶ岳-山梨百名山

オフも人気、ダイヤモンド富士の山

オフも人気、ダイヤモンド富士の山

【竜ヶ岳山頂】

竜ヶ岳山頂

山行情報
日程 2013年02月09日(土)
山名(山域) 竜ヶ岳(身延周辺
入/下山地 本栖湖キャンプ場
メンバー 単独行
行動時間 3時間30分
歩行
距離
登り
下り
歩数
7.2km 686m 686m 16,000歩
竜ヶ岳マップ

コース(タイム)

本栖湖キャンプ場(9:18)-(10:19)石仏-(11:07)竜ヶ岳(11:50)-(12:47)本栖湖キャンプ場

 《山概略》
 竜ヶ岳は富士五湖の本栖湖の隣にある標高1,485mの山である。1000メートルを超える山だが、本栖湖の湖面標高が約900mなので登る高さはそれほどでもない。元旦に山頂からダイヤモンド富士を見る事ができる山で有名だ。その元旦は多くのカメラマンで賑わうと言うから、真冬でも登れる山という事になる。2月の一番寒い時期ではあるが、西の方へ行く機会があったので登っておく事にした。

 《アプローチ編》
 3連休の初日、渋滞を避けるべく朝6時に自宅を出発した。登山口にはそれほど早く着く必要はない、あまり早いと寒いからだ。よって高速は使わずに国道を使った。246号で御殿場まで行き138号で山中湖を経由し本栖湖へ。3時間ほどで本栖湖キャンプ場の駐車場に到着した。駐車場には竜ヶ岳登山用駐車場と看板がある。広くてどこでも駐め放題だ。すでに10台以上の車が駐まっていたが、皆竜ヶ岳目当てなのだろうか。


本栖湖キャンプ場の駐車場
【本栖湖キャンプ場の駐車場】
   キャンプ場を通過
【キャンプ場を通過 】

 《竜ヶ岳へ》
この時期の富士五湖周辺は氷点下の寒さで登山者などいないと思ったが、そうではなかった。準備をしている間も何人かの登山者が竜ヶ岳へ向かっていった。そして、大型バスがゆっくりと駐車場に入ってきたので、急いで出発した。
 キャンプ場に続く舗装道路はうっすらと雪が積もり、凍結しているので滑りやすい。キャンプ場の入口にはトレッキングマップの掲示板があるので、今日のコースを確認するものの、南北が逆に表示されているので実に見にくい。

ゲートを越える
【ゲートを越える】
   階段が続く
【階段が続く】

 キャンプ場を通り抜け、早くも下山した人たちとすれ違う。指導標に従って進むとゲートがあるので通過する。竜ヶ岳周遊道路を少し歩くと、右手に登り口があり、登山ポストもここにある。
 登山道の雪は積雪十数センチ程度で最近降ったサラサラの雪だ。すでに多くの人が歩いているので踏み跡やトレースは明瞭だ。登りは滑るようなところはなくアイゼンを付ける事はなかった。少し登ると眼下に本栖湖が見えてくるが、樹林の隙間から見える程度だ。今回のコースでは本栖湖がはっきり見えるところはなかった。

今日の富士は雲が多い
【今日の富士は雲が多いが】
   石仏は小屋の中
【石仏は小屋の中】

 富士山方面は良く見えるのだが、肝心の富士の周りに雲が立ちこめ半ば隠れてしまっている。せっかく富士の眺望の山に来たのに富士が見えないのであれば非常に残念で不運を呪うところだが、このあと雲が取れてくるので幸運を喜ぶ事になる。
 笹藪の登山道を登っていくとあずま屋が見えてくる。あずま屋周辺は遮るものが無く眺望が良い。富士山はもちろん、御坂の山なみと西湖や南アルプスも見える。あずま屋の後ろには祠があり、中には何体かの石仏が納められていた。

御坂山塊と西湖
【御坂山塊と西湖】
   登山道合流
【登山道合流 】

 あずま屋から先はつづらの登りが続く。振り返るとあずま屋が眼下に見え、次々と登山者が登ってくるのが分かる。この日は天気も良く風もないので雪山登山には最適な日だ。登るにつれ富士の雲が取れていくので気持ちが良い。
 道は笹原の雪道となり、本栖湖からの別の道と合流する。右手に八ヶ岳も見えてくる。見通しの良い緩やかな斜面を登っていくと、広い雪原の竜ヶ岳山頂(1485m)に到着する。

広い山頂に到着
【広い山頂に到着】
   山梨百名山の標柱が立つ
【山梨百名山の標柱が立つ】

 山頂にはいくつかテーブルがあり、雪が積もっていたが、それを排除して休憩した。カップ麺を食うべく、手早く湯を沸かし、おにぎりとともに昼食とした。休んでいるうちにも続々と登山者がやって来て、山頂は賑やかだ。
 下山は本栖湖に下りる別のルートを歩いた。こちらは樹林帯で、眼下の本栖湖が木々の隙間から見えていた。下りの道もつづらになっているが、雪で覆われているので直滑降で下った。雪で覆われた県道まで下り、通行止めのゲートを越えて、舗装道を歩いて駐車場へ戻った。

本栖湖を見下ろす
【本栖湖を見下ろす】
   湖畔の県道は通行止め
【湖畔の県道は通行止め】

 この日は下部温泉へ泊まる事になっていたので、温泉は宿に着いてから入る事になる。それまで時間があるので湯之奥金山博物館を見学することにした。ここでは砂金取りの体験をすることができ、水槽の中の砂を専用の皿でより分けるのだが、これはなかなか楽しかった。初めは要領がつかめなかったが、後半は慣れてきて10粒ほどの金を収穫する事ができた。

付近の山 東海自然歩道(2004.04.29)、三方分山(2012.11.24 )、毛無山(2005.11.05)、
王岳( 2011.06.04 )、蛾ヶ岳(2009.11.21)

立ち寄情報
 
湯之奥金山博物館★★★★
場所:山梨県南巨摩郡身延町上之平1787番地先(TEL:0556-36-0015)
料金:1000円(観覧・砂金取り体験)
時間:9:00~17:00(5月~9月は9:00~18:00)
休館:水曜日(祝日の場合はその翌日)
Camera:CANON PowerShot S100

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