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菰釣山-神奈川県の山 菰釣山-神奈川県の山 道志から、あっけなく山頂へ 道志から、あっけなく山頂へ 【ブナの稜線を歩く】
コース(タイム)西沢林道(09:55)-(10:45)ブナ沢乗越-菰釣避難小屋-(11:33)菰釣山(12:28)-(13:23)ブナ沢ノ頭-ブナ沢乗越-(14:35)西沢林道
《山概略》
《菰釣山へ》 この日は買い換えたばかりのデジカメデビューの日である。首に重い一眼レフをぶら下げての山歩きである。これまではコンパクトデジカメで撮ることが多かったが、今後は一眼を主に使いたいと思う。 狭い駐車スペースを出発する。林道の上を川が横切っているので、浅いところを渡る。林道は壁面の補強工事を行っていて、ミキサー車が出入りしている。現場を通り過ぎ、しばらく林道を歩くと右手に不明瞭な登り口がある。後から分かったのは、その登り口は今では使われていない昔からの登り口で、手前に新しい道ができていたのであった。 急な登り口に入り、植林の中を道なりに進んでいくと、すぐに沢の方へ下っていく。沢に出るとあとは沢筋をひたすら登っていくことになる。
沢筋と言ってもそれ程狭くはなく、比較的開けていて圧迫感はない。沢に架かる小さな橋を渡り、沢から別れて笹藪の中を通り抜ける。それ程急な登りはなく、最後はすり鉢状の登りで、やがて稜線にでる。この稜線は東海自然歩道で、丹沢を東西に横断する道である。 稜線分岐で一休みし、稜線を西に進んだ。周りにはぶなの木が立ち並んでいる。本来は眺めの良い稜線だが、木々が眺望を遮っている。葉は落ちているので、日差しが落ちて暖かい。
ちょっとした広場に出ると、そこには真新しい避難小屋が立っている。10年以上前にここの避難小屋に泊まったことがあるが、窓もなく真っ暗な小屋で、あまりよい印象はなかったが、今度の小屋は窓があり室内が明るい。中の板張りもまだピカピカだ。ちなみにトイレは無さそうだ。
避難小屋から先は、道にうっすらと雪が残っている。まっすぐな道を緩やかに登っていくと、菰釣山の山頂(1,379m)に出る。山頂に立つと、すぐに目の前に富士山が現れる。真っ青の空の元、半分雪を戴いた凛々しい姿である。 山頂からの撮影を一通り終え、テーブルの上で昼食にする。最近はカップ麺ですますことが多いが、この日もカップ麺である。テルモスにお湯は入れてきているが、ヤカンで再沸騰させて熱々の湯をカップに注いだ。 山頂に小一時間滞在する間、稜線の両方向から何人も登山者がやってくる。我々とは反対のブナノ丸方面から来た人は道志の森キャンプ場から登ってきたそうだ。地図にはないルートを歩いてきたことになる。
菰釣山山頂から来た道を下り、ブナ沢乗越を下らずにそのまま直進した。最初のピークであるブナ沢ノ頭まで歩いたところで引き返すことになった。ブナ沢ノ頭は三角点や道標など目印となるものは何もなく、そこと思われる場所まで歩いて帰路についた。
ブナ沢乗越から道志方面へ下り、林道まで順調に下った。登りで間違った道は下りでは道なりに進むと正しい道で通ることができた。林道では壁面の工事が進行中で、コンクリートは流し込むのではなく、吹き付けるようにして固めていくことが分かる。写真を撮ろうとすると作業員がポーズをとった。 駐車スペースに戻り、温泉は近くにある道志の湯ではなく、いやしの湯へ行くことになった。しかし、いやしの湯はポンプ故障で休業中、遠回りとなるが藤野やまなみ温泉まで遠征し、湯で暖まった。
Camera:CANON EOS 6D
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