羅漢寺山-山梨県の山
羅漢寺山-山梨県の山
紅葉の山へ少し早い忘年会
紅葉の山へ少し早い忘年会
【弥三郎岳からの眺め】
○山行情報 | ||||
日程 | 2022年11月19日(土) | |||
山名(山域) | 羅漢寺山(奥秩父周辺) | |||
入/下山地 | 羅漢寺山登山口 | |||
メンバー |
林夫妻、浜岡、山地A、岡西、山地B、大冨、 嶋田、中田、福島 | |||
行動時間 | 3時間44分 | |||
歩行 | 距離 | 登り | 下り | 歩数 |
8.8km | 393m | 393m | ---歩 |
○コース(タイム)
駐車場(09:17)-(09:59)うぐいす谷-パノラマ台-(10:24)羅漢寺山(弥三郎岳)(10:45)-(11:56)昇仙峡ロープウエイ-仙娥滝駅-(12:13)仙娥滝-(13:01)駐車場
《山概略》
羅漢寺山は山梨県甲府市にある標高1058mの山。山頂は弥三郎岳ので展望の岩山である。麓から昇仙峡ロープウエイが延び、これを利用するとほとんど歩くことなく山頂へ到達することができる。紅葉の時期は特に人出が多く、できればロープウエイが動き出す前に山頂へ到着したいところである。
《アプローチ編》
早朝横浜の自宅を出発し橋本駅で仲間をピックアップする。八王子JCTのあたりは渋滞しているようなので、相模湖ICから中央道に入る。談合坂SAで仲間の車と合流して双葉SAで高速を降りる。県道101号線を北上し、御岳町の夫婦木神社あたりで右手の登り坂の道へ入る。数百メートル進むと右手に墓地が有り、左手に駐車スペースがあるのでそこに車を駐める。
《羅漢寺山へ》
駐車場で更に一台合流し、総勢10名で出発する。車で来た林道をそのまま登り続ける。この道は昇仙峡ロープウエイの作業道と思われ、山頂駅近くまで続いている。道は途中からダートとなる。
ひと登りすると空が広くなる。回りの樹木が伐採されているため、周囲一帯が裸地化され見通しがが良くなっている。まさかソーラーパネルでも設置されるのだろうか。眺めが良いため甲斐駒や金峰山の五丈岩、地蔵岳のオベリスクなどを見渡すことができる。
再び樹林帯の林道に入り、ふる里自然観察路のパノラマ台の方へ向かう。麦坂道への分岐を左に見て、そのまま直進すると富士山遙拝所に突き当たる。うぐいす谷とも書かれている。すでにロープウエイも動き、周りは観光客だらけだ。
遙拝所の正面には富士山がうっすらと見えている。右手の高台に登ると、鐘や合格岩など観光客好みのポイントがあり、眺望も良くなる。甲斐駒や鳳凰三山が見える。
ロープウエイ駅の方へ移動し、そこに羅漢寺山の山頂の標柱がある。山梨百名山で標高は1058mである。そこから更に奥の方へ進み、弥三郎岳に向かう。途中白い岩の展望台があるが、人が多く写真を撮りづらい。
ハシゴ状の階段や岩を穿った階段を上っていく。大きな岩の間のコルのような所には小さな神社が有り酒の神様が祀られている。弥三郎というのは酒造りの名人で、その物語の説明が書かれている。
這いつくばるようにいくつかの岩を登っていくと、弥三郎岳の山頂に到達する。岩に三角点の標柱が埋め込まれているようで、その周りにはなぜかお賽銭が置かれている。この三等三角点の点名が羅漢寺山で1058mである。近くの松の木の枝には弥三郎岳と書かれたプレートがある。
パノラマ台駅の方へ戻り、その横にある八雲神社前の広場で昼食休憩にした。観光地なのでさすがに火器を使って湯を沸かすことは遠慮したが、隣の団体はカセットコンロで鍋を囲んでいた。
小一時間休憩して、ロープウエイで下ることにした。片道700円である。乗客が多いためロープウエイはフル稼働だ。行列で1台見送り、2台目で乗ることができた。山間を下るロープウエイからは紅葉の山肌を見ることができた。
山麓仙娥滝駅を出ると、目の前の駐車場は満車である。多分一年で最も来客の多い時期なのだろう。仙娥滝の方へ歩いて行くが、行き交う人は多い。駅から七分ほど歩くと遊歩道から仙娥滝を見ることができる。高さ30mの迫力ある滝である。その先には覚円峰があるのだが、逆光でシルエットしか見えない。昇仙峡は中国のミニ泰山とも言われているらしいが、また時期や時間をずらして見に来たいものだ。
車を駐めた林道脇の駐車場までは、グリーンラインの車道を30分ほど歩いて戻る。この日は毎年恒例の道志の温泉宿での宿泊だ。途中、武田神社に立ち寄り参拝してから道志村へ向かった。
○立ち寄り湯情報 | |
紅椿の湯★★★★ | |
場所:山梨県南都留郡道志村小椿3888番地(TEL:0554-20-4500) | |
泉質:Ca・Na・硫酸塩泉(PH9.03) | |
料金:1000円・時間:10:00~21:00、無休 | |
食堂:有、露天:有 |