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寧比曽岳-愛知県の山 寧比曽岳-愛知県の山 愛知の奥地の整備された道 愛知の奥地の整備された道 【寧比曽岳山頂】
コース(タイム)段戸湖(08:56)-富士見峠-(12:19)寧比曽岳(13:14)-(14:20)大多賀峠
《山概略》
《寧比曽岳へ》 駐車場の横には段戸湖があり、岸辺には桜やミツマタの花が咲いている。風が強いが天気は上々である。駐車場にはトイレやきららの森観光案内所があるが、案内所は無人だった。駐車場を出発し、段戸湖に沿った道を進んだ。地図では車でも通れそうな道だったが、駐車場のところから車止めがあり、歩行者しか入られないようになっている。 右手に湖を見ながら進み、広場のようなところに東海自然歩道の案内板がある。田口から段戸湖畔を経て寧比曽岳までが、このあたりのコースとなっている。さらに遊歩道を進み、左手に段戸裏谷と書かれた碑があり、自然観察路の道が分かれている。この辺りはバードウォッチングで来ている人も多く、三脚を立てて鳥を撮っているようだ。
再び車止めのゲートを通過し、モミ・ツガ植物群落保護林の中を歩く。道が左右に分かれるので右手の富士見峠方面へ曲がる。五六橋を渡り、再び東海自然歩道の案内板がある。木橋を渡ってようやく山道が始まる。 道の脇にはスミレなどちらほらと花が咲いている。今回は花に詳しい同行者がいるので、花の名前を教えてもらいながら歩くことができる。スミレだけでも何種類かの花が咲いていた。
道は東海自然歩道だけあってよく整備されている。道標も多く、山頂までの距離が書かれているので現在位置がわかりやすい。途中雨がパラパラと振り出し、雨具をつけたメンバーもいたが、雨が降ったのはその時だけで、雨具をつける必要はなかった。 道は緩やかな登りが続き、高度を上げるとブナの木が現れるようになる。階段状の坂を上り、スミレの花の写真を撮っていると、上の方に小屋が見えてくる。富士見峠の真新しいトイレのようだ。峠で休む予定だったが、ニオイが気になるのでそのまま通過する。以前の富士見峠は眺めがよかったらしく、赤石山脈などが眺められたようだが、今は樹林に覆われ何も見えない。
富士見峠を少し下り、登り返すとあずま屋が見えてくる。その先が寧比曽岳の山頂(1,121m)だ。領家変成帯の花崗岩から成る、三河高原の最高峰らしい。仲間によると、以前の山頂は眺望がなかったが、現在は伐採されて眺めがよくなっている。雲が多いが、恵那山ははっきりと見えている。 山頂には、二等三角点や、ベンチ・テーブルも多数ある。しかし、多少風があるので、あずま屋の陰で昼食休憩をとった。あずま屋の温度計によると、5度を示しているが、それほど寒さは感じなかった。
山頂からは三つの下山ルートがあり、いずれも東海自然歩道となっている。我々は北尾根を大多賀峠方面へ下った。山頂から先は豊田市の領域である。少し下ると、杉やヒノキの植林帯に入る。途中、亀の甲岩というのがあり、それらしい二匹の亀を見ることができる。
階段状の坂を下っていくと、右手に車道が見えてくる。最後は鉄階段を下ると車道に出る。駐車スペースは右手の設楽町方面に120mほど行ったところにある。 段戸湖に置いた車を回収し、豊田市方面へ向かった。下山後の温泉は、大多賀峠から15分ほどの百年草(非温泉)である。料金は300円と銭湯よりも安い値段だった。 この日は、豊川の仲間の家で泊り、翌早朝に九州の実家へ向けて出発。四国経由なので実家に到着するのはあと二日はかかることになる。四国では、石鎚山に登る予定であったが、雨のため中止し、西条市周辺を観光することになった。
Camera:CANON EOS 6D Mark II
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