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明神山−愛知県の山 明神山−愛知県の山 わくわくどきどき奥三河名山八選 わくわくどきどき奥三河名山八選 【明神山頂からの眺め】
コース(タイム)豊川(8:02)=三ツ瀬登山口(9:45)−(11:23)六合目−(12:13)明神山(13:30)−六合目−(15:42)三ツ瀬登山口=(16:04)とうえい温泉=(18:30)豊川
《山概略》 風切山 356.4m(約320m) 2時間50分(7.6km) ★★《アプローチ編》 金曜の夜にマイカー出発、愛甲石田駅でキムさんをピックアップして、厚木ICから東名高速に入る。眠い目を擦りながら浜名湖SAまで移動して仮眠する。夜が明けると浜名湖上空は快晴。広いサービスエリアを散策すると桜の花がちょうど満開だった。 集合は豊川IC近くに8時なので、時間調整をしてから浜名湖SAを出発する。豊川ICでは高速料金1000円だったが、同じルートでも6月から2000円になることがほぼ決まっている。 豊川の集合で4人になり、車二台で明神山登山口のある東栄町へ向かう。国道151号の新本郷トンネルの手前で左に入り、沢に沿った狭い道を進んでいくと三ツ瀬の集落があり、その先に駐車スペースがある。すでに何台か駐まっていたが、空いた場所に駐めることができた。ここで鈴木さんが合流した。数年ぶりの再会である。駐車スペースには仮設トイレが一基置いてあるだけだ。
《明神山へ》 三ツ瀬の駐車スペースからはまだ舗装された林道が延びているが、そこを歩き始める。少し先にも駐車スペースがあった。更に先に明神山登山口と書かれた案内板がある。案内板の前にはひょうきんな木彫りの猿の像もあり、この山が地元で親しまれていることがわかる。沢を渡っていよいよ山の中へ入る。 暗い杉林を登っていくと1合目の標識がある。登山口から一合目までずいぶん長く感じたので、十合目の山頂までがはるか彼方に思われた。しかしよく見ると、登山口より600m、頂上まで2500mとも書かれていて、距離的には4倍程度である。この一合目には水場があり、銀明水と書かれているが、濫觴の水とも書かれている。この濫觴(らんしょう)と言う言葉は聞き慣れないが、パソコンでは一発変換する。濫は溢れる、觴は杯の意味で、どんな大河も一杯の杯から溢れる程度の水から始まる、と言った意味だ。銀明水の濫觴は奈根川となり、浜松町で相川と合流し、更に天竜川となって太平洋に注がれている。
2合目は川合からの道と合流するが、迷い道峠道と書かれている。ここまでは谷間の道だったが、尾根道に変わる。左手に大きな岩の壁が見えてくるが、道は右を巻くように続いている。虎ロープや鎖場が連続し、ハシゴも現れる。急斜面の難所が続く。 まだ昼前だというのに下ってくる人が多い。ほとんど単独行だが週末毎に登っている地元の人だろうか。6合目に到着し、乳岩峡登山口からの道と合流する。愛知万博のマークが付いた指導標が設置されていて、 明神山が奥三河名山八選であることがわかる。 道は稜線歩きとなりアップダウンが続く。杉や檜の植林や自然林が入り交じった樹層が続き、道ばたに花を見つけては撮影しながら歩き進む。8合目には馬ノ背岩があり、ハシゴを伝って登る。岩の上に出るとようやく眺望が現れ、鳳来湖や浜名湖、南アルプスを眺めることができる。富士山は雲が多く見ることができなかった。 あと150mと書かれた九合目を通過すると坂の上の方に赤い展望台が見えてくる。最後の坂を登り切ると三角点のある明神山頂(1016m)に到着する。山頂は狭く、そのほとんどが展望台で占められている。明神と書かれた道祖神のような石碑がある。
展望台の階段を登り上に出ると周りの樹林の高さを超え、大パノラマを見ることができる。雲が多くなってきたが、中央アルプスも見えている。眺望を楽しんでいると下の方では昼食の準備が始まりつつあった。 昼食は常夜鍋とうどんで、Chifuコックが手早く作った。いつもは粗食の山の食事だが、この日は豪勢に頂くことができた。山頂では1時間余り過ごし、来た道を下った。
下山後は登山口からも近いとうえい温泉へ。登山口から10分ほどの国道473号線上にある。山に囲まれた場所にある温泉だが立派な施設で、料金は600円と安かった。のんびりと疲れを癒した。いつもなら温泉の食堂で食事をするのだが、この日は浜松餃子を食べる企画もあったので、その餃子を求めて温泉を後にした。
Camera:SONY DSC-WX1
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