上海放浪2002


[2001年版]上海放浪記1,


今年2回目の正月は上海で!
日程 2002年2月10日〜2月13日
山名 無し
観光 上海市内
費用 \10万くらい
登場人物 シュイさん、ファンさん、テン小姐、フェイ小姐、ソン小姐



2/10 横浜=成田=虹橋空港=ホテル(リッツ・カールトン)
2/11 ホテル=外灘=豫園=南京路=シルクセンター=ホテル=豫園=ホテル
2/12 ホテル=外灘=浦東=南京路=ホテル=南京路=カラオケ=ホテル
2/13 ホテル=静安寺=虹橋空港=成田=横浜


【2月10日(日)】
 上海へ行くのは2回目。なぜに上海かというと上海には案内人がいるから心強いというのが主な理由になるだろう。そして上海は大都会でありつつもモノが安い。しかもこの時期の日本からのツアー料金もやけに安いからである。同じような行程にもかかわらず、前回(6/28から3泊)が11万あまりに対して今回は6万とほぼ半分となっていた。日本では閑散期にあたるのだろうが、実は中国では年末にあたり、多くの中国人がこの時期帰国する時期でもある。そんなわけで今回の上海では年末年始を迎えることになる。その上海の正月であるが、それはそれは驚くべきものを目の当たりにする旅になるのであった。

 今回のメンバーは前回と同じ3人組。集合場所の横浜ではファンさんが車で迎えに来るはずだったが、渋滞にはまったようでいつ来るか分からない状態だった。待っても仕方ないとのことで、シュイさんと電車で成田まで行くことにする。ここでなぜかテン小姐が上海に帰省するとのことで一緒になる。
 総武線快速を何度も乗り換え成田駅に到着。空港には車のファンさんがすでに待ちかまえてきた。渋滞を抜け出し、決死の思いで高速を飛ばしてきたそうだ。挨拶もそこそこに時間がないので早速、旅行会社のカウンターで預けていた旅券を航空券を受け取り搭乗手続きを済ませる。前回はのんびり昼食を食べていたが、今年はそんな余裕はなく、そのまま出国手続きへ。免税店でテン小姐がはまる。家族の土産や自分の化粧品(?)を買っているようだ。
 上海行きの飛行機の中は思ったより中国人が少ない。この日は中国では元旦の二日前にあたり、多くが帰省しているかと思ったが大半は日本人旅行団だ。我々のツアーは29人が集まったようで、中でも茨城からの団体9人が一大勢力で、やたら元気でうるさい。
 飛行機は定刻を30分以上遅れて離陸。上海到着は現地時間で19時くらい。外はすっかり暗くなっている。入国手続きの行列では、やはり中国人が多かった。若い女の子が多いが髪が茶髪なので日本からの帰国だろう。空港でテン小姐と別れる。

【波特曼麗思璽頓酒店】

 英語で言うところのThe Portman Ritz Carlton。五つ星の最高級ホテル。真ん中がホテルで左右がマンション。合わせて上海商城という。

 空港からはツアーのバスで南京西路のホテルへ。車内で現地添乗員さんが両替をしてくれた。2万円が1200元になった。30分弱で到着したホテルは上海商城と言った方が現地では分かりやすいが、先日のAPECでブッシュも泊まったという最高級のThe Portman Ritz Carlton(波特曼麗思璽頓酒店)だ。チェックインでは会議室に通されカード式の鍵を渡される。これは外出時にフロントに預けなくて済むので便利だ。
 部屋に入り早速、友達のフェイ小姐を電話で呼び出す。どこに住んでるかは分からないが、30分ほどでやって来た。すっかり腹も減っていたので4人でホテルの前の避風塘(pi feng tang)という中華料理屋へ行く。  ホテルから避風塘へ行く途中、小さい子供の物乞いがいた。空き缶をさしだし、金を入れろと訴えている。おおそうかよしよし、金持ちの日本人が何とかしてやろう、と思う間もなく、フェイ小姐があげちゃダメと言うので、その通りにした。そして今度は小さい女の子が現れて、手に持った花を買ってくれと訴えている。おおそうかよしよし、と言いかけたが、目の前の店へ引っ張って行かれた。店での注文は上海語が堪能な(上海人だから当たり前)、フェイ小姐が活躍する。

【避風塘】

 避風塘(bi feng tang)は上海に5つの支店があり、ここは展覧館店。朝五時まで営業している香港点心の店。店の外にも多くのテーブルが並んでいたが、この寒い時期に座っている人はいない。

 
 腹ごしらえが済んで、次に行ったのがホテルすぐ横のhard rock cafe。ここは全然中国らしくない。おもいっきり米国系のcafeだ。中は暗く音楽がうるさい。アイスを頼んだら、やけにでかく甘いアイスが出てきた。う〜ん、American taste。料金も馬鹿高く(中国の感覚)、腹一杯食べた避風塘の倍の料金を払った。この店ではさきほど、日本人の学生と思われる男女10数人がぞろぞろと入ってきた。なんだか中国まで来て日本の居酒屋でコンパしているような感じだ。
 hard rock cafeから出ると時刻はすっかり1時を回っていた。フェイ小姐と別れホテルへ戻って寝た。

Camera:CANON Power Shot S10

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