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大平山-福岡県の山 大平山-福岡県の山 カルスト台地の草原を散歩 カルスト台地の草原を散歩 【草原と石灰岩の羊群原】
コース(タイム)吹上峠休憩所(10:41)-(11:10)大平山-(11:50)吹上峠休憩所
《山概略》
《大平山へ》 吹上峠休憩所の駐車場から、道を挟んで反対側に登山口がある。道は左右からひっきりなしに車が走っているため、横断には注意が必要だ。道路を渡ると散策路として目の前の小高い山に向かって道が続いているのが見える。登山口には数本の木が立っているものの、山の方には木はなく、草原の丘のような感じだ。 登山道はクサリと杭で両側が仕切られその中を歩くようになっている。秋晴れの空の元、気持ちよく歩く。道ははじめ緩やかな登りだが、次第に急坂となる。少し歩いて振り返ると早くも眺めがよい。駐車場や小倉南の町並みが遠くに見えている。道の周辺では多くの蝶が舞っているが、元気すぎて写真に納めることができない。
九州自然歩道とかかれた道標を通過し、目の前のピークに向かうがなかなか山頂にたどり着かない。山頂は登山口から見たピークよりさらに奥にあるようだ。急登のピークは越えたが、まだ登りは続く。広い草原の斜面を歩く。一面緑で爽快だ。そして、草の上に白い石灰岩がいくつも露出してくる。遠くから見ると、草原に羊が放牧されているようだ。
石を縫うようにして進むと突然山頂に到着する。石が集まったところに、大平山山頂(586.5m)とかかれた道標がある。これに気づかなかったら通り過ぎるところであった。今日はここまでの予定だが、少し先の方まで偵察のつもりで見に行った。草原と白い石はまだ先まで続いていた。
山頂周辺で写真を撮ってから、来た道を下山した。下山は正面に山を削って石灰岩を採掘している現場が見える。平尾台は山自体が石灰岩でできているので木も生えないのだろう。それでも表面は緑に覆われ、すばらしい風景を堪能することができる。しかし、木陰というものがほとんどないので、晴れの日は紫外線が気になるのが難点だ。
Camera:CANON EOS 6D
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