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日本百名山トムラウシ |
トムラウシ自然休養林野営場(4:25)=林道駐車場(4:45)−トムラウシ−(13:23)林道駐車場 トムラウシ自然休養林野営場の朝は曇っていたが、夜の間にポツポツと降っていた雨のため、テントはかなり濡れていた。それを急ぎ撤収し、林道の駐車場まで移動した。この車でのアプローチによりトムラウシ温泉から歩くより1時間30分の短縮となる。 【林道駐車場】 林道の駐車場というか駐車スペースは意外と広く、30台近くが停められる。すでに10数台が停められていたが、難なく空きスペースに入れることができた。4:45 駐車場からの登山口には案内板が立っているのですぐに見つかった。生い茂った笹を切り開いた林道をすすみ、20分ほどで尾根道に合流する。樹林帯の中を緩やかにひたすら登っていく。途中標識も何もないのでどこを歩いているのかさっぱり分からない。足元は泥沼状態で、はじめは足を置く場所を気にしながら歩いていたが、次第に靴の中まで水が浸水してきた。靴はどろどろ、その中はぐちゃぐちゃ状態で、もはや泥沼の中をズボズボお構いなしに歩く。 眺望は全くなく、どこがカムイ天上かわからずにいつの間にか通過していた。カムイサンケナイ川に沿って、何度か徒渉しつつ高度を稼ぐ。川の水はエキノコックスが気になったが、飲んでしまう。うまい。 トムラウシの花1
【シナノキンバイの群落】 歩き始めて2時間ほどで、お花畑が現れる。一番目立つのがシナノキンバイの群落だ。(6:48) ときおり雨がぱらつく中、眺望は全くないが、高山植物の色とりどりの花々が目を楽しませてくれる。 【南沼キャンプ指定地付近】 ここまで4時間(8:42)。キャンプ地ではいくつかテントが張られていた。雪渓も残り水場もあるようだ。山頂までは最後の急坂を登っていく。 【山頂に到着】 歩くこと4時間20分あまりでようやく山頂(2141m)に到着(9:07)。眺望は全くない。見えるのは足元のガレだけである。山頂には7人ほどの先客がいたが宿泊組だろうか。 【シマリス】 山頂で行動食を食べていると、シマリスがちょこまかと走っている。すかさず撮った写真はフレームから若干はみ出した。後から気づいたことに、このシマリス君、何と登山者の手から餌を受け取っているではないか。こんな奥深い山でも餌付けされているとは。 【イワブクロの群落】 ゴマノハグサ科 イワブクロ属 次のページへCamera:CANON Power Shot S10 |
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