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立山・剱岳-日本百名山 立山・剱岳-日本百名山 誰かが行かねば、道はできない。剱岳 誰かが行かねば、道はできない。剱岳 【雷鳥沢を下る】 コース(タイム)剱沢キャンプ場-別山乗越一雷鳥平キャンプ場-室堂=扇沢=八王子=横浜
《雷鳥平へ》
雷鳥沢の下の方は雪渓となり、ずるずると降りていく。目の前にテント場が見えているがなかなか近づかない。沢にかかる板の橋を渡り、再び雪渓を渡るとテント場に到着する。 雷鳥沢キャンプ場は管理棟があり綺麗なトイレがある。山へは登らず単なるキャンプで来る人も多いようだ。まわりの雪渓の影響か、地面は湿地帯のように湿っている場所が多い。しかし地面はフラットなので快適に眠れそうだ。夕食は麻婆春雨とジフィーズ系のご飯、コーンスープ等。食後は早々に寝入った。
《帰路へ》 北アルプス三日目の朝も快晴だった。雷鳥沢キャンプ場が四方を山に囲まれていることを再確認できた。我が九州の坊ヶ鶴を思い起こさせる風景である。 室堂からのアルペンルートの始発は7:45なので、それに間に合うようにテント場を出発した。雷鳥沢キャンプ場から室堂ターミナルまでは登りが続く。道は遊歩道で付近のホテルから出てきた観光客が早くも散策をしている。途中、雷鳥の親子を見かけた。子供は草に隠れてよく見えなかったが、三羽はいたようだ。不思議なことに夏に見かける雷鳥はたいてい子連れだ。絶滅の危機にあるようだが、実は増えているのではないだろうか。それにしても観光地のど真ん中を縄張りにしている雷鳥はよほど人間を信頼しているのだろう。 【大日岳を望む】 室堂ターミナルには始発バスぎりぎりに到着。あまり室堂の余韻を楽しむ間もなく、バスに乗り込んだ。室堂発のバスは満員だったが、黒部ダム発は空車のバスが何台か連なって扇沢へ向かった。扇沢ではこれから室堂に向かう客が行列を成していた。連休最終日で日帰り室堂散策とはもったいない限りだ。 車に乗り込み、後立山を縦走したときに利用した薬師の湯へ向かった。扇沢に降りる登山者の多くがこの温泉を利用することになり、湯船では山の会話が聞かれる。この温泉は湯は良いのだが、食堂のメニューが貧困なのが残念なところだ。下山後は定番のカツ重定食を食べたかったのだが、扱っていなかった。仕方がないのでダムカレーなるものを食べた。 昼過ぎには高速に乗り、夕方には帰れるかなと思ったのは甘く、中央自動車道はすでに大月付近から渋滞していた。素直に八王子まで渋滞に甘んじ、自分の車に乗り換えてからは国道16号の渋滞に悩まされ、20時を回ってようやく自宅に帰り着いた。
Camera:Canon EOS KISS X2,SONY DSC-WX1
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