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大山-神奈川県の山 大山-神奈川県の山 山頂へ行く気はなかったのに 山頂へ行く気はなかったのに 【大山山頂は人混み】
コース(タイム)日向薬師(7:23)-(8:52)浄発願寺-(9:58)見晴台-(11:16)大山-(12:17)下社-(13:09)大山ケーブル
《山概略》
階段を登ると仁王門があり、阿吽の仁王に出迎えられながら門をくぐる。大杉が立ち並ぶ参道を歩き、石段を登りながら奥へと進むと茅葺きの本殿がある。と言いたいところだが、本殿は「平成の大修理」が行われているため、工事用の囲いですっかり覆われている。 左手の仮本堂の方へ回り込み、宝物殿の前を通る。この宝物殿は年に五日間だけしか開帳していないので、滅多にお目にかかれない。以前、偶然にも開帳の時に訪れ中を見ることができたが、なかなかの立派な仏像が何体も安置されていた。
日向薬師の裏手に回り、駐車場の先にある日向山方面の山道に入る。古道のような雑木林の中を登っていくと峠に出る。右手が日向山だが、左手の梅の木尾根と書かれた方へ進む。はじめ階段状の登りで、やがて尾根の細長い緩やかな登りとなる。しばらく進むと浄発願寺奥の院と書かれた指導標があり、尾根から左手に降りていく。 しばらく下ると、再び指導標があり、左に山肌をトラバースする。200mほど進むと、いくつもの石塔が建ち並ぶ岩屋の前に出る。岩屋の前を下ると浄発願寺の本堂跡地の堂宇跡がある。1938年の山津波で跡形もなく流されたようだ。 階段を下り、沢沿いの道を進むと舗装道に出る。先ほどのバス停から伸びてきた道で、遠回りして大山への道に復帰したことになる。
舗装道を右に歩いて行くと、左手に九十九七曲入口があり、そこから山道に入る。急坂のつづらが続き、汗が出る。一度車道を横切り道なりに歩いて行くと、大きな地蔵が立っている。そこを右手に進み、関東ふれあいの道の石標の前を通る。 歩きやすい森林のトンネルを抜け、尾根を登っていくと大山の山頂が見える広場に出る。休憩ポイントの見晴台だ。この見晴台から大山下社へはトラバース道ですぐに行けるはずだったが、その道が工事中で通行止めになっていた。その入口周辺は資材置き場となり、完全に塞がれているため、絶対に人を通さないという状態だった。仕方がないので、大山山頂経由で下社に行かなければならない。 見晴台のベンチで少し休み、目の前の大山へ向かって再出発した。山頂までの距離は800mほどだが、急坂が続く。山頂が近づくにつれ人々の喧噪が聞こえてくる。今歩いてきたコースは人と出会ったのは数人だが、すでに山頂には多くの人が到達しているようだ。
山頂直下の見晴らしテラスに到着すると、所狭しと人々が休憩していた。トイレの前の階段を登り、ようやく山頂に立つと、そこも人人人。これまで大山へ来た中でも最高の混雑ぶりだ。山頂では立ち止まることなく下社へ下山することにした。
下りの道でも老若男女多くの人々が登ってくる。まさに世は登山ブームなのだろう。季節的にもまだそれ程暑くないので、登山日和りといえる。下り途中、偶然にも空いたテーブルがあったので、そこで小休止して水分補給。 夫婦杉を通過し、急な石段を下ると、大山下社に到着する。早速売店の隅にあるスタンプを押す。さらに、その売店で小田急のフリー切符を提示するとお守りをもらえる。先着百名だがほとんど周知されていないので、いつももらっている。
大山下社からは女坂を下り、大山寺を経由して一気に下り、大山商店街のアーケードを通り抜けてバス停の方へ進む。バス停の手前の右手に観光案内所があるので、そこでスタンプを押した台帳を提出して、特製手ぬぐいをもらった。三週間にわたって丹沢を訪れた成果だ。
Camera:CANON PowerShot S100
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